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もういくつ寝ると

蒸し暑い夜がやって来る。部屋の中の方が外より暑い。人生は、そんなに熱くはないけど。雷が鳴っている。頭の中は何も鳴っちゃいないが。遠くに目標を定めることもなく、日々が過ぎる。遅れてきた知恵が、少しは生きるのに役立つと信じて、少しずつ試してみる。何もしないよりは、ずっといい。他人はみな生きるのに真面目に取り組んでいるなと思う(取り組むという言葉は大嫌いなんだが)。もっと、精進しないとと思う。ライザップぐらい。出来ないし、やるつもりもないんだけど。こうしているうちに、眠くなるといいなと思う。眠りのが一番の友人。もぬけの殻になって、何もないということだけが、心を振り回す。すごい勢いだ。何もないくせに。こんなふうになるとは…まあ、思い返せば、ずっーと同じだった。変わろうとしていろいろやってみたが、同じようなところに収束してしまう。持ってるものなんだね。残念だが、仕方がない。立ち上がれはしないが、起き上がることぐらいはできる。少しだけでも。生かされて、なんぼだ。感謝は難しいね。ほんとに。

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