アブラカターダ 万歳特攻
戦争には、戦線には兵站が肝心。近代戦の兵站は兵器と弾薬の数。中世には食料。
しかし兵站の基礎に、育つだけで生える、生えてくるのは遥か昔から人身のみである。優劣もまたその場の"生え抜き"の指導者への主観のみである。
拝むなかれ、遺稿として目を継げ。そして浮世の平穏の地で君も、金額やら額目にのみ忙殺され無ければ、歴史の複眼のみは保って立っている。
瓦礫の山に居て、咲(わら)う権利を拾う。生贄の神社に等踏み込めぬ見窄らき普段着を、汚したまま。
戦場で無くなるまで、みんな燃えちまえ。魔法通じる楽土来る迄火薬で燃やすがいい。
生きる、活かすは全て後の祭りよ。