【写真詩】 めばえ
何かが めばえる
目覚めの時
幼く儚い蕾も 大樹を目指す
緑萌える 喜びの詩
春風に薫る 初夏の息吹
生まれ変わって 二度と戻れぬ季節なら
淡い緑に輝いて 私らしく生きて行こう
過去にすがらないで
若葉がつぼみを抱いている
若葉は限りなく生まれ続けていく
時は生まれ変わっても
忘れないで
愛のつぼみも
希望のつぼみも
生まれ続けることを
葉陰からのこぼれ日
春の風にゆれて
伝えたい言葉抱きしめて
ため息が光の中に消えていく
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