習慣化は事前準備こそが重要(っぽい)
最近、読書や日記を書くなどの行動を習慣にしています。これまで三日坊主や二週間坊主になることが多かったのですが、今回の習慣化は一ヶ月ほど続けることができていて、まだまだ続けられそうです。
このnoteでは今回の習慣化が、以前の試みと比べて続けていられる理由を考えていきます。結論から書くと「習慣化は実際の行動に入る前の準備が重要」になるでしょうか。その理由や考えたことを書いていくので、お時間がある方はぜひ読んでいってくださいませ。
ちなみにタイトルが重要(っぽい)と曖昧になっているのは、継続一ヶ月目だからです。僕が習慣を続ければ続けるほど、この記事の信憑性が増していくでしょう。
習慣化の準備
習慣化のための準備を三つのポイントに整理します。
そして、それぞれについて考えたことを書いていきます。
ポイント① 習慣は目標を分割したものという意識を持つ
何かを習慣化しようとするとき、「読書を習慣にしよう」とか、「早起きを習慣にしよう」というように行動を主として考えてしまいがちです。しかし、大事なのはその習慣が何を目的としているのかをはっきりさせることだと気が付きました。
つまり、「その行動を習慣にすることで、どんな目標や夢を達成できるのか」を意識することが重要なのです。
これまでの経験から、目的のない習慣は失敗する可能性が高いと思っています。つまり、何となく「毎日英語を勉強する」という習慣を作ろうとした場合、十中八九失敗します。その行動を続けたうえで、自分がどうなれるかを意識するとモチベーションが持続しやすくなります。
それに目標を明確にすることで、その目標を達成するためには、どんな行動を取ればよいかを具体的に考えることができます。その行動を習慣にすれば良いのです。もし目標が大きく具体的な行動を考えるのが難しい場合、それを複数の小さな目標に分割してあげると、具体的な行動のレベルまで噛み砕くことができると思います。
ポイント② 無理をせず、自分の弱さに向き合う
ポイント①では習慣化したい行動で達成したい目標を明確にするということをあげました。しかし、実現したい目標や夢があっても、それを実現をするための時間が取れないという悩みを抱えているひとは多いと思います。
そもそも、この世界には私たちの時間を奪っていくもので溢れていますよね。日々のおしごとに忙殺され、家に帰ったら家事をして、気が付いたらもう寝る時間。おやすみの日も、SNSや動画をダラダラと眺めていたり、布団から出られずに一日が終わってしまったということもあるでしょう。
どうやら人間には、見るからに大変そう(=疲れそうと言ってもよいかも)な物事は先延ばしにしようとする癖があるようです。大きな目標や夢をもつことは、日々の生活にモチベーションを与えてくれます。しかし、目標が大きすぎるゆえに「何をすればよいか分からない」状態になることがあります。その結果、「今日も何もできずに終わってしまった」と無力感や自己嫌悪の感情を生じてしまうなんてことになれば本末転倒です。
そこで、習慣化したい行動を具体的に定める前に「自分の弱さに向き合うこと」が重要なのではないかと思います。
これは自分の弱さを素直に認めることで、無理な習慣の計画を立てることを避けるためです。何かを習慣化しようとするとき、最初はモチベーションにあふれているので毎日英語を1時間勉強しようとか、毎日1万字以上小説やブログを書こうなどと大きな労力が必要な習慣を想定しがちです。これを1日15分英語の勉強をしようだとか、毎日1000文字書いてみようなど自分の力量と使える時間に合わせた数量的な目標を伴う行動に変えましょう。毎日の一歩が少しでも、前に進まないよりはマシなのですから。
加えて、最初の段階で習慣をたくさん作ろうとするのは危険です。最初は3つくらいから始めて、余裕があるなと思ったら数を増やしていけばよいのです。
ポイント③ モチベーションをあげる仕組みを作る
最後に習慣を続けるためのモチベーションを維持する仕組みを作った方がよいです。モチベーションの上げ方は人それぞれだと思うので、これが正解というものはありません。
僕はhabiticaというアプリを使ってモチベを維持していました。habiticaはゲーム感覚で習慣を達成し、それに応じてアプリ内のコインや経験値がもらえ、自分のアバターを強くしていけるというゲーミフィケーションTo-doアプリです。
モチベをあげるパターンとして「報酬をもらうとあがるパターン」と「人に監視されることであがるパターン」があると思います。自分は前者なのでhabiticaを使っていましたが、人に監視されるパターンの方がモチベがあがる人はSNSで進捗を報告したり、みんチャレのようなサービスを使うと良いと思います。ちなみにhabiticaにもパーティというみんなで頑張るモードがあります。
時折、自分が行ってきた習慣の成果を数字として見るようにするとモチベーションがあがります。日記を付けるという習慣を立てた場合は、書いた日記を読み直すと良いでしょう。カレンダーや手帳に習慣を実行できた日は印を付けていくという方法も効果的だと思います。
最後に
ここまで偉そうなことを書いてきましたが、僕もまだまだ習慣を始めたばかりです。習慣を通じて達成したい目標までの道のりは遠いものですが、毎日少しずつ進めていつか必ず達成したいと思います。