へちまのある暮らし
大好きなへちま。ここ数年、どんどん人気が出てきているように思います。
つくるのも本当に簡単で、わが家は今年もまったく手間なしでゴロゴロ収穫。単に茶色くなるまで放置して、バリバリ皮を剥くと、内側はもう美しいへちまスポンジの完成形! 自然の奇跡。
好みのサイズに包丁でカットして、根菜の泥落とし、浴槽そうじ、食器洗い、シンク洗い、石鹸置きにと大活躍です。はじっこのひしゃげた部分や、ちょっと出来そこないみたいな実も、ごしごし掃除に気軽に使えて重宝します。最後は庭にポイっ。爽快。
最近、根本きこさんも「台所スポンジはこれ一択!」と、note記事でへちま推しを繰り広げていて、我が意を得たりでした。普通のスポンジとちがって、なぜか汚れや油を吸い込みにくく(=へちま自身が)、さっと洗うとすぐにきれいになる。で、なかなか汚くならずにいつまでも使える。これ、本当に不思議。
秋、収穫した茶色い実をシャカシャカ振ると、中から「うち出の小槌」みたいに黒い種がザクザク出てくるのもたのしい。子どもみたいな気分でワクワク種とりします。うちの庭では播ききれない量なので、友人知人にも配って。
それでも余った種は何と食べられるそう! オーブンで炒ると「ひまわりやかぼちゃの種よりおいしい」とか! でも、「播けば芽が出る」はずの種を食べてしまうのが惜しい気がして、まだ一度も試食できずにいるのですが。
最近は、ちょっとイマイチな出来の実を土の上に放っておくと、そのまま初夏にこぼれ種から発芽します。ますますの循環。
種まきは4~5月くらいです。今年の庭やベランダにいかがでしょうか!?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?