服部雄一郎

★暮らしの発信:エコ×エシカル×地方移住 ★葉山⇒バークレー⇒南インド⇒高知 ★著書『サステイナブルに暮らしたい』etc. ★訳書『ゼロウェイストホーム』『プラスチックフリー生活』『土を育てる』etc.

服部雄一郎

★暮らしの発信:エコ×エシカル×地方移住 ★葉山⇒バークレー⇒南インド⇒高知 ★著書『サステイナブルに暮らしたい』etc. ★訳書『ゼロウェイストホーム』『プラスチックフリー生活』『土を育てる』etc.

最近の記事

わが家のシンプルグラノーラ

最低限の材料でつくるシンプル・グラノーラ。こんなにそぎ落としても、十分おいしいです。 実は10年前、ちっぽけな「グラノーラ屋」として自営の第一歩を踏み出したわが家。 最初はいろいろこだわりの配合で、様々なドライフルーツやナッツやフレーバーのバリエーションをたのしんでいたのですが(それはそれで最高においしいです)、だんだん、「どれもこれも輸入食材だし、、、」「こんなにあれこれ買うの、どうなん??」という心境に。。(もちろん円安などによる材料費の高騰のあおりも…) それで一

    • やっと見つけたカップ&コーヒー

      ゲスト用のマグカップやコーヒー、地味に悩みました。一棟貸しの不特定多数のゲスト用、しかもセルフで勝手に淹れていただける前提となると、自宅用とはちがって、いろいろな条件をクリアしなければなりません。 <マグカップ> ・ある程度雑に使われても安心感があり、買い足しの利くもの ・高すぎない価格のもの ・何かしらの環境配慮があるといいな…(そんなものあるのか!?) <コーヒー> ・豆からドリップで淹れる習慣のない人、意外に多そう ・しかし粉の保存はハードル高い ・個包装のコーヒー

      • わが家のマーマレード

        すっかり日常になったわが家のマーマレードづくり。 夏みかんやブシュカンなど、「そのまま食べてもあまりおいしくない」柑橘がすごくおいしいマーマレードに変身するのがツボです。柑橘大国高知のジャムの真骨頂。皮を果肉の1/10量にとどめるので、とてもフレッシュ。子どもも喜んでくれるのでうれしいです。 つくっている間、家の中には柑橘の爽やかな香りが充満し、皮を茹でこぼした汁も、天然の洗剤代わりにシンク洗いなどに使えたりして、つくるプロセスもなかなか爽快。 もちろん手間はかかるけど、

        • ただの板でヒノキの風呂フタ

          ホームセンターのヒノキ板を並べるだけの #風呂蓋 。使い始めて早8年。何の問題もなく使えています。よって、ゲストハウスにも同じものを用意することに。 何も塗らない「そのまんま」だけど、特にかびることもなく(杉だったらかびるかも…)。あと、プラ製の蓋と違って、まったくぬめらないんです。とても快適。 下手に釘やネジで加工すると錆びそうなので、DIYも一切なし。ホームセンターの無料カットサービスで、浴槽の長さにカットしてもらうだけ。 今回使ったのは、1枚300円程度(だった

          非電化&気楽なヨーグルト生活

          「市販のヨーグルトに豆乳を注ぐだけ」の気楽なヨーグルト作り、すっかり暮らしの一部になりました。 種菌を買わなくても、ヨーグルトメーカーがなくても、すぐに作れるので安心。全部食べ切らずに少し残しておけば、また継ぎ足して作れます。そうすれば、完全プラごみフリー♪ パッケージごみも出ず、安上がりで、いつでもたっぷり食べられる。子どもたちにも「ヨーグルトはどんどん食べていいよ」と言えるようになったのが地味な喜びです。 保温は常温でも全然大丈夫なのですが、なんとなーく(気のせいか

          非電化&気楽なヨーグルト生活

          知っておきたい「魚の問題」

          「魚の問題」は、「肉の問題」に比べると、まだあまり知られていないように感じますが、知れば結構すごいです。 個人的に目からウロコだったのは、網には「売れる魚」だけでなく、「売れない魚」もかかるということ(さらにはウミガメや海鳥などの生き物たちも)。漁法によっては、1kgの「売れる魚」のために、同量~数倍の混獲が発生し、環境破壊につながっているそうです。 わが家はご存じの通り、お魚好きの長男Kがいるため、それなりの頻度で魚料理をたのしむ暮らしなので、本当に考えさせられます。。

          知っておきたい「魚の問題」

          子どもの手づくりコーラ

          清涼飲料水をもっと飲みたくて不満な末っ子(小5)。オドロキの「自作コーラ&カルピス&ポカリスエット&CCレモン…」の世界に目覚めてくれて、連日おいしい手作りソフトドリンク三昧のわが家です。 きっかけは些細で、友だちと出かけた時、コンビニでとっておきのカルピス(500ml)を買おうとしたら、その友だちが「ドラッグストアなら2リットルのカルピスがもっと安く買えるよ」と教えてくれたとかで、ホクホクで2Lの巨瓶を抱えて帰ってきたのです(戦慄…)。 その値段の差が衝撃だったらしい彼

          子どもの手づくりコーラ

          トイレットペーパーのプラスチックフリー

          共働学舎のトイレットペーパー。わが家は一昨年から愛用しています。 東京都町田市の障害者施設でつくられる無漂白&100%雑古紙製のトイレットペーパー。お手頃な値段もありがたいです。 町田近辺の方は直接取りに行けば、さらに安く!小分けに買わせていただけるそうですよ。 48ロールまとめて届くので、近所の友人家族と山分けする形で、数か月に一度購入しています。置き場所さえ確保すれば、しょっちゅうトイレットペーパーを買い足す負担もなく、とてもいいです。 ちなみにわが家は、トイレッ

          トイレットペーパーのプラスチックフリー

          豆乳パックのリサイクル

          豆乳やジュースなどのアルミ箔付き紙パック。「もえるごみに入れるしかない」という場合がほとんどだと思います。 でも、物質的には立派な資源で、古紙としてトイレットペーパーなどにリサイクル可能。自治体の回収はあまり進んでいないようですが、「いなげや」や「オーケー」などのスーパーの店頭には回収ボックスがあるみたいです。利用されている方いますか? ↓全国の回収拠点を検索できるサイトです https://www.bellmark-schoolmilk.jp/alupa/recycle

          豆乳パックのリサイクル

          エコなモップ

          10年以上、ほうきと雑巾だけで掃除してきたわが家。「掃除機よりも遥かにシンプルで合理的」と満足してきましたが、いざゲストハウスを開くとなると・・・ 「ほうきと雑巾で2軒分も掃除するのはさすがに大変…!??」 というのに加え、ほうきと雑巾はどうしても多少の「掃き残し」「拭き残し」はあるので、 「ゲストハウスはもっとピカピカでないとダメなのでは!??」 ということで、急遽、最適な掃除用具を真剣に検討しました。 「手間なしで安定の清潔感」のためには、もはや「ルンバのサブス

          エコなモップ

          土に還るトイレブラシ

          完全自然素材で土に還るレデッカー のトイレブラシ。自宅の方でも5年前から使っていて、トイレブラシは今のところ、これ一択。 柄とホルダーはブナ材、毛の部分は植物繊維で(種類によってタンピコ麻やヤシの繊維などが使われているみたい)プラスチックフリー。 ブラシの部分だけ交換できるのもありがたい。創業90年くらいのドイツの老舗メーカーで、日本でも安定して手に入るので安心です。 うちは5年間で2本目。1本目は最後は毛が抜けてきたので、もう少し早く買い替えるなら、2年に1回くらいで

          土に還るトイレブラシ

          スポーツ界のプラ削減

          すごくたのしみな動き、ぜひシェア・応援をお願いしたいです。スポーツ界の使い捨てプラ削減をめざすプロジェクト #HEROsPLEDGE (ヒーローズプレッジ)。 プラ問題に一石を投じたいと願うアスリートや競技団体が集まり、3月に発足しました。同志社大の原田禎夫先生も関わってくださっていて、僕もひょんなきっかけで、アドバイザーのひとりとしてお手伝いをさせていただいています。 欧米ではアスリートが環境問題に取り組む例も散見されますが、日本ではまだまだ。そんな中はじまった貴重な動

          スポーツ界のプラ削減

          昨年のマイベスト映画

          2023年に見たマイベスト映画です。『教育と愛国』。衝撃でした。(遅ればせながら、なんですけど) ややもすると敬遠されそうなタイトルですが(僕もついスルーしそうになってしまった。スルーせずに見てよかった)、本当にひとりでも多くの人に観てほしいと思う作品です。 子育て中の方々もぜひ。本当にぜひ! 僕には子どもたちの教科書を変える力はないけれど、こういう影響に子どもたちが間接的あるいは直接的に晒されていることを知れば、それはもう、家でしっかり情報の補完をしていかなければと思い

          昨年のマイベスト映画

          ひとり目子育て終了!?

          お陰様で、無事にいちばん上の子Kが社会人になりました。 特別支援高校を卒業して、グループホームに住んで、福祉事業所でのお仕事開始。 大学に行くふつうの子たちよりも自立が早く来るなんて、なんだか皮肉だけど。でも、中高の寮生活でしっかり自立の準備をさせてもらえていたので、今のところは上々のスタート。どうか順調に歩んでくれますように!! 昨年から、わが家の障害児子育てについては何度か投稿していて、その度にたくさんの反響ありがとうございます。 大波小波にもまれた18年でしたが

          ひとり目子育て終了!?

          ごみを減らす11のR

          「3R」のもっと先。最近は「5R」「6R」「7R」もよく耳にするようになりました。 せっかくなので、僕の好きな11のRをご紹介。 決まりはなくて、みんなが好きなRをピックして、マイRをつくったらいいと思います。 リールのうち、最初の5個は、訳書『ゼロ・ウェイスト・ホーム』の5R。順番が大切で、「上に行くほど大事」です。つまり、「まずはなるべくリフューズし」「それが無理ならリデュースし」「それでも出たものはリユースし」「最後にせめてリサイクルする」―こういう考え方です。

          ごみを減らす11のR

          噂の「シェア傘」使ってみました

          先週の東京出張。大雨の予報だったのに傘を忘れたことに空港で気づき…。 ガーン。。。まさかのビニール傘を買うか!? それとも東急ハンズに直行して傘を買うか!?(←東急ハンズの「風に強いジャンプ傘」を愛用しているんです…) ・・しばし迷っていたら、名案浮上! 都会にはたしか「シェア傘」があったはず… と思って着陸後の機内で検索すると、やっぱりあったー「アイカサ」!  ↑たしかずいぶん前のIDEAS FOR GOODの記事で知ったんです。数年越しで、ありがとうございます♪

          噂の「シェア傘」使ってみました