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治療にかかるお金の話-医療費助成のこと
子どもの病気治療のためのお金の話です。
このご時世、子育てへの補償に関して諸議論ありますが、健康保険の適用内の治療に関していえば子どもの医療費としてはタダとなることが多く、素直にありがたい世の中だと思います。
息子が入院していたときに受け取った請求書の10割負担の金額は入院期間半月、手術なしなのに100万を超えていました。
一度の入院期間が長いので最初のうちその金額に驚きをもって請求書を受け取りました。
回を重ねるごと、徐々に無視をするスキルが身につきましたが、退院してから久しぶりに家で領収書など見直すとやはり驚きます。
手元にある息子名の医療証を眺めながらこれがなかったら、と考えるとその有り難さたるや。
息子の罹患した急性白血病に関していえば自治体の小児医療費助成以外にも医療費の助成はあります。「小児慢性特定疾病」であるため小児慢性特定疾病医療費助成対象です。
申請者は対象の疾病で継続の治療が必要なんだよ、という医師の意見書など必要書類を添えて申請書類を役所に提出すれば、その疾病にかかる治療費や差額の食事代など助成対象で所得制限はありますが高額医療費の上限より支払いがかなり低く抑えることができます。
更新は各年自己申告で最大20歳までできます。
意見書の発行にいくらかかかるのと手続き上の手間がありますが、
将来的に万一再発となったときに、小児医療証の給付対象が変更となっていたり年齢的に給付対象から外れていたとしても手続きやお金の心配が少し減るので私は忘れずに更新させてもらいたいと思っています。
無知からスタートしているので最初はもちろそういった制度について知りませんでした。
息子の入院先には支援員の方がいて、制度を教えてくれたり、相談窓口となってくれ病院内を巡回し様子を見て周り色々相談に乗ってくれて、手厚くサポートしてもらえると感じていました。とてもありがたいことです。
入院面会中、ある患者家族が難病を患ってはいるが小児慢性特定疾病ではないため助成を受けれず不安を抱えているといった相談をしているのを耳にすることがあり、
こういったときもその病気ごとそれぞれなんだなと気づきました。息子が病気になる前は考えもしなかった話です。
息子の場合はお金に関していえば今のところ不幸中の幸いであまり気にすることなく治療を受けることができています。
入院することで、面会にかかる交通費や余計な差し入れ等細かく出費はかさみましたが、普段息子にかかっていた諸費用で相殺できる範囲内に収めようとすればできる程のものでした。
やはり治療費や入院費は大きいです。
今は補償の対象であっても、今後は分からず備えあれば憂いなしなのには変わりないとは思うので、将来的に息子が入れる生命保険などリサーチしなくてはと悩む今日この頃です。