随筆・親切

　先日、いつものスーパーの飲食コーナーでしばしの休憩をしていたら、突然、隣にいたおばあちゃんに話し掛けられました。7割くらいは老人で、さらにそのうちの6割くらいはいつもいるんじゃね？って感じのジジイババアばっかりで、正直、奇声を上げたり、ブツブツ言いながら徘徊したりと、ヤバい老人も結構いるんで、私もちょっと構えて、おばあちゃんの方を見たんですが、至って普通の品のある眼鏡を掛けたおばあちゃんでした。なんでもペットボトルの蓋が硬くて開けれないという事で、開けてくれないか？　という事でした。もちろん、すぐに開けてあげました。私、これでも定期的に人から道を尋ねられたりすることがあって、お年寄りや外国人の方にその都度道案内したり、身振り手振りで解説したりと、結構、頑張ってるんですよ。たぶん、人畜無害なオーラが漂っているんでしょうね。最近は、あれやこれやとろくでもないこと続きで負のオーラが漂っているんじゃないかしら？　と思ってるような状況なんで、自分まだまだ人間だった、呪物化してないみたいだ、良かった！　と思いました。ここ数日は、気絶状態で倒れたりしてる毎日ですので、些細な事でも、良い出来事は生きるエネルギーとなります。人に優しく、正しく生きていこう。改めて、そう思った次第です。