識学から出資を受けた理由
みなさんこんにちは。サーパス代表の石原亮子です。
今年は息を抜く間のない決断の連続でしたが、そんな中で最も大きな決断は創業13年目にして初の第三者割当増資を実施したことです。
3月に識学CVCから第1号案件としてご出資いただいたことに続いて、10月には株式会社識学本体からご出資いただきました。
周囲からは、予想通り!?いい反応もあれば、そうではない反応もあり、時には『大丈夫ですか?』と、意味深な質問を受けることもあったので、今日は私の言葉できちんとご説明できればと思います。
識学(安藤社長)との出会い
ぶっちゃけ・・・識学については、タクシー広告で初めて知り、正直『何これ!?感じ悪いCMだな…』とあまりいい印象はありませんでした。
しかし、あまりにも周囲の経営者仲間から『識学いいよ!!』と聞くことが増えたので、そんなにいいなら、オフィスも近いし、識学の安藤社長に直接話を聞いてみよう!と訪問をしたのが2018年の初夏。
ここで初めて「識学とは」という説明をちゃんと受けました。
そして1時間後。
私はその場で即決し、すぐに識学トレーニングを申し込んでしまいました(笑)
あぁー、やっぱり嫌いは好き(いい!!)と紙一重なんだなぁ・・・と思いながら申し込みをしたのを覚えています。
識学を導入&ご出資をいただいた3つの理由
1. 組織力の強化
VUCA時代を生き抜いていくには、個人の力では限界があるので組織力が肝になってきます。しかし今の日本は全体的に組織力が弱く、私自身もそこには、強い危機感を持っていました。
ベンチャー100人の壁という言葉があります。
ちょうどSurpassも社員数が90人になろうとしていたところ。まさにその壁にぶち当たっているところでした。
そこで、どうせ打破するなら再現性のある手法を用いたほうがいい!と思い、識学を活用し、100人の壁に挑むことを決めたのです。
2. 女性社員の育成・マネジメントと識学は相性がいい
女性の多くは現実的であり、仕事に於いてもグレーや曖昧が嫌で、できるだけスピーディーに白黒つけることを望みます。
また責任感が強く、必要以上の責任を抱え込んでしまう人が多くいます。
そういう女性達にとって識学は、ルールを決めて運用する、目標も責任の範囲も明確になるなど、組織の中にある曖昧さを限りなくなくすことができるため、とても働き易くなるようです。
実際にサーパスでは、識学を入れてから、迷いがなくなり、成長スピードがぐんと上がったメンバーも多くいます。
3. 営業と識学は相性がいい
識学は、究極のKPIマネジメントでもあります。これは識学を知る人であれば、よくご存知の通りだと思いますが、KPIを適切に置いた上で、責任範囲を明確にして徹底的に結果を管理します。
これは営業(むしろ経営)としては当たり前のことではありますが、KPIの置き方などを安藤社長に改めてご指導いただくことで、どこに重点をおけばいいのかより明確になり、経営のスピードが格段に上がりました。
私の想い
実は創業以来12年半、サーパスは自己資金でやってきました。
それは、私がこのビジネスモデル上できちんと実績を残し、再現性を証明したかったからです。
ありがたいことに、創業5年目くらいから出資のお話しや上場企業からの買収のお話しをいただくこともありましたが、すべて断ってきました。
だいぶ時間を要しましたが、昨今では多くの業務を権限移譲できるようになり、ビジネスモデルにも再現性を見出せるようになりました。
もう、会社も私も、ちょっとやそっとじゃ壊れない、そんな確信が持てた今、識学との提携はベストなタイミングだったと思っていますし、そうなるように証明していきたいと思っています。
コロナを境に営業のあり方も変わり、今まで以上に生産性向上を目指される企業様が増えています。
また不景気になると必ず悪化してしまう女性の雇用(特に非正規の方々)の課題に今まで以上に真摯に取り組んでいきたいと考えております。
識学の安藤社長をはじめとした皆さまには、3月から適宜経営のアドバイスをいただき、厳しいご指摘をいただくこともありますが、そこにはいつも事業成長を見据えた本質的な内容ばかりなので、ありがたい限りです!
数年後に倍返し!
いや、3倍返し!!!できるように
識学を徹底して、会社を成長させていきます!!!