
断酒313日目
313日間断酒を継続しているため、当たり前の話であるが、週末に酒を飲まなくなった。
以前、「なんとなく、週末だけ飲酒OK」というユルユルな節酒(あくまで、なんとなく。よく、木曜くらいから飲んだりしてた)をしていた頃、金・土は、必ず酒を飲んでおり、晩酌の後も、一人ちびちび日本酒や焼酎を飲むということをしていた。
断酒を始めてからこの10か月、「週末の待ち遠しさ」というのがなくなった。同時に、「休み明けの憂鬱」も酒飲み時代に比べると、軽くなった。
休みに入ろうが、休みが終わろうが、全体としてはフラットな気分になったとでも言うのだろうか。結婚して環境が変わったこともあるのだろうが、休みの過ごし方が大きく変わったわけではない。基本的にはインドアなので、コロナ前の独身時代も、コロナ禍の今も、コメダでぼーっと本を読むとか、そんなもんである。
だから、酒を飲んでいた頃は、なんてことはない普通の週末なのに、酒を飲んで、無理矢理「スペシャル感」を演出し、脳にもそれを強いていただけに過ぎなかったのだ。その分、日曜夜の落ち込み具合も激しかったのだろう。
つまり、週末は、「酒を堂々と飲むための免罪符」的な意味合いしかなかった。空しすぎる。
ちなみに、先述の通り、「週末だけ飲んでOK」の平日断酒については、経験上、上手くいかないと思っている。
なぜなら、「平日は飲みたくないけど、週末になると自動的に飲みたくなる」という風に、ドラッグは都合のいいようにはできていない。
週末まで「飲みたい」欲求に駆られる生活を送ることになり、待ちに待った金曜、「ヒャッホー!」とアルコールを流し込み、土曜の日中は二日酔いとソワソワした気分を抱えながら、また夜を待つ・・・酒のことしか考えない週末・・・そして、また平日・・・以下無限ループ・・・
こんな日々をいつまで続けるのか・・・?
答えは一つだ。酒を飲むことを一切やめるしかないのだ。
しらふの週末はやりたいことが何でもできる。今夜はハンバーグを作った。料理は楽しい。
私は「酒のアテ」などではなく、「愛する家族と囲む食卓に並ぶ献立」を作るのだ。