断酒311日目
今朝読んだはてなブロガーの方の記事が頭の中を反芻して、色々考えている。
この方の断酒継続日数、本日時点で何と「3,249日」である。9年近く断酒とブログを継続し続けている、私からすれば殿上人のような存在である。
さて、その方の今朝の記事について、飛び飛びで恐縮だが、印象に残った箇所を引用させていただく。
数年前には、冷めて来た断酒への情熱だが、最近はもう枯れて来た。
断酒への情熱が枯れて来た心理は、最早私は断酒をしていないところから来ているのだろう。
酒など自分には必要ないどころか、もう、酒のある世界などとはとっくに決別しているのだ。これが恐らく、断酒の本当の姿なのだろう。
『守破離』(しゅはり)で言うならば、『離』の段階へ到達したのかもしれない。
9年近く断酒を続けた方の生々しい声がここにあった。「最早私は断酒をしていない」というくらい、断酒から離れることが、逆説的に9年という年月の断酒を継続させるのだろう。
私などまだ断酒一年にも満たないし、この毎日断酒noteも1カ月が継続したくらいなので偉そうなことは何も言えないが、「断酒は手段であって、目的ではない」ということは強く感じている。
「断酒道チャンネル」を運営されている、断酒ユーチューバー「サロメ」氏も、「すべては断酒から始まる」と仰っているが、逆に考えると「断酒をしなければ何も始まらない」ということだ。
「断酒は当たり前」であり、そこからいかに人生のQOLを上げていくか。
それこそが、断酒を志す我々のような者が成すべきことなのであろう。