断酒316日目
今日はちょっと、自分の会社で、色々あって、端的に言うと「落ち込む」ことがあった。
まあ、これはもう、自分の運命だと思うしかない。
思い返すと、今までの自分自身に原因があること、運に左右されたことや自分の力ではどうしようもないこと、色々なことが重なり合った結果なのだ。甘んじて受け入れるしかない。
しばらく数年間は多分、状況が大きく変わることはないだろうと思う。
だが、大切なのは、ここから自分がどうするか?ということだ。
こういうときに、断酒していてよかったと心から思う。昔だったら、ヤケになって酒を飲んで、更にメンタル不調の悪循環へと陥っていただろう。
断酒は本当に偉大だ。先日も書いたが、しらふだからこそ、自分と対話して、今の自分の気持ちをこうして文章にしたためていることができる。
久方ぶりにアドラー心理学に関する本を読んでいる。アドラーは、「人は、貢献感を感じることができれば、自分に価値があると思える。自分に価値があると思えれば、勇気が持てる」と説く。
会社の仕事であれ、家事であれ、大切なのは、「貢献感」だ。それこそが人を突き動かす。
今の幸せを慈しむのだ。足るを知れ。自分の役割を全うするのだ。その先のことは自分にはわからないし、どうしようもない。
そして、人生を「半分だけ」あきらめて生きること。
今日も美味しい夕飯が食べられる幸せ。そのために、今この瞬間、粛々と、サバを焼くこと。それが、私の役割なのだ。