思い出の映画で自己紹介
相互フォローさせていただいている、wsd983320987さんが、また面白い企画に参加されていたので、私も金魚のフンのように参加させていただきます。
募集記事はこちら。テルテルてる子さんという方の発案ですね。
前回「愛読書で自己紹介」という企画に参加させていただいた際、「自己紹介」という趣旨をすっかり忘れてしまっていたことを反省しつつ、すっきりまとめて記事にしたいと思います。ではまいりましょう。
思い出の映画で自己紹介
1.この世界の片隅に
実は私、大病をわずらって3か月ほど入院していたことがありまして、そこで人生のどん底と言えるくらいの絶望を味わいました。
それ以来、ホラー映画とか、泣ける映画などは、つらすぎて全く見れなくなってしまったのですけど、しばらく経ってまた映画やアニメを見始めて、かわいい絵柄と戦争というテーマに引かれて、見始めたのがこの作品です。
きつかったらやめよう、泣けるようだったらやめようと考えていたのですが、広島出身の、「絵が得意な少女」という設定と、絵に関する数々のエピソードを見てしまい、途中でやめられなくなってしまいました。そう、私も絵が大好きで、また主人公のすずちゃんみたいに、ぼーっとした所があったから、すごく共感してしまったのですよね。
地獄のような体験をしたため共感力が異常に高まってしまっていた私が、さらに主人公に深く感情移入してしまった末の......。
ネタバレになるかも知れないため、ストーリーの紹介はそこまでにしておきますが、広島への米軍による空襲で、すずちゃんはこの世で一番大切なものを、奪われてしまうんですね。
そのシーンをみて、あまりの衝撃に号泣してしまった私。それ以降も、きつかったですねえ。ずっと私はボロボロ涙を流しながら観るはめになりました。
感動、というよりも、ただただ悲しい記憶しかない映画ですが、絶望の底からすずちゃんが立ち上がって、前に進み始める姿にすごく励まされ、そうだ、私も頑張らねばと勇気をいただいた映画でした。
神様からいただいた、この世でたった一つの宝物。それを理不尽に奪われても、また別の宝物を探せばいい。神様はきっとそれを応援してくれるはず。
いやあ、しょっぱなからきっつい映画になってしまいましたね。でも次は大丈夫なはずです!
2.火垂るの墓
ぎゃあああああ(笑
これも超トラウマ映画ですね!
裕福な家庭に育っていた男の子とその妹が、空襲で家と母を失い、親戚のうちに預けられるも…...、というお話です。
初めてテレビで見た時は、「うわー、悲惨な映画だなあ。やりすぎでしょ!」、くらいの衝撃しかなかったのですけど、共感力が異常に高まってしまった今の私が見ると、もうオープニングから号泣する気がします。
一作目・二作目と戦争にまつわる映画でしたが、なぜかというと私の誕生日が、とある戦争にまつわる記念日なのですよね。なので幼い頃から第二次世界大戦に、並々ならぬ興味があったのですねえ。
さて、それでは三作目です。
3.アマデウス
これ、私が最も好きな映画です。もう全シーンを記憶するくらい、何度も観ています。
とある精神病院で、サリエリという男が神父に告白を始めます。「私は神を殺した、うはははは」
そう、サリエリはあの天才作曲家、モーツァルトのライバルであり、そのモーツァルトの死に大きく関わった。そういう解釈の元に描かれた、音楽をモチーフにしたミステリー映画でしたね。
私が作曲を始めたのは、この映画の終盤、モーツァルトとサリエリが、共同で「レクイエム」を楽譜にしていくというシーンに、深い感動と、嫉妬と疑問を覚えたからでした。
私がそのシーンに感じていた疑問、「楽器とコード進行が提示されたとして、それ以降の進行が一意に決定することなどあり得るのか」というのは、「まあ映画なのでテンポ重視でそうしたのでしょう」、という結論に達して解決したのですけれど、もう一つ、解決できてない疑問。
「私(超プリン体)自身は、モーツァルトなのかサリエリなのか」
今の所、私はサリエリの域にも達していないですが、死ぬまでに少しでも前進し、神(モーツァルト)に近づきたいと思っています。がんばれ私。
以上、思い出の映画3作品による自己紹介でした。今回はちゃんと自己紹介になっていたと思います。
いつも楽しい企画を紹介してくださるwsdさん、今回の企画の発案者であるテルテルてる子さん、ありがとうございました!
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