つぶやき小説「プロットの墓場」6 「彼らは、死後完成させた本を、できれば現実の本という形で出版して欲しいんだ。私がずっとそうしてきたようにね」「えっ?」 彼は自分のアイデアで作家となったのではないのか。ふと気づくと私は店の外にいた。さっきまで古本屋だった店は廃墟となっていた(終

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