まだいける、まだいけると、そうやって生きてゆくのも悪くない
客観的にみて、私は本当に情けない人間だと思う。
主観的に言うと、馬鹿みたいに感傷的で悲観的で、本当に弱い人間だ。
自覚はあるし、変えていかなければならない事も理解している。
何をするのも恥ずかしいし、何を言われても傷つく。
それでいて自信があるように振舞ったり、上からものを言ってしまったりするところが本当に嫌いだ。
でも、それと同じくらい、いや上回るような自己愛を時々感じることがある。
本当に不思議な話だ。二面性というのだろうか。誰しも持っているとは思うが、自分自身を疑わざるを得ない。
自分の中にあるものは、日々変わり続ける。
過去の自分も、本当なのは確かだ。今ではそう考えることができる。
これからどんな人間になるんだろう。
正直世間との考え方というか、感覚のズレ、自分の中にずっとある違和感を隠し通して行ける気がしない。
高校生の頃、20になる前に死ぬだろうとただ漠然と考えていた。
でも今は、多分少なくとも暫くは死なないんじゃないかと思ったりもする。
別に夢や希望があるからとか、生きる意味を見つけたとかそんないい理由じゃない。
でも案外みんなそんなもんなのかもしれない。
まだいけるまだいけると
そうやって生きてゆくのも悪くない。
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