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開かずの教科書と夏休みの宿題
一応の夏休みに入った頃、学校からプリントや置いたままの道具やらを受け取りに行きました。1度も学校に行かなかった息子の運動着や夏休みの宿題帳もいただきました。
(夏休みの宿題か、どうしようかな)
子供と相談して決めるか。
「友達の〇〇くん(たまに遊びに来る)はさ、午前中に夏休みの宿題やってるんだって〜。ウチに遊びに来るとしたら、終わらせてからなんだってよ。」
「さあ、あなたたちはどうする!貰った宿題帳をやるのか?タブレット学習をやるのか?」
『タブレットにする〜』
てことで、宿題は手つかずの状態です。
もうね。タブレットでもやってくれてるだけいい。そう思う。
そう思いません?(読み手さんへの押し付けw)
「そういえば、教科書はいっぺんも開いて見せてないな」
つぶやく私に、目をまんまるにして夫が驚いている。
いやいや、年度の始めには一応言ってありますのよ。
《1年の間には1度は目を通そうね》って。
私も忘れてたから、子供たちも忘れてると思うけど。
世の中は宿題の軽減に動きつつあるようだ。
子供は宿題や習い事に忙しく、睡眠時間が減っている。
先生は宿題や教材を作るために、残業時間が増えている。
宿題軽減や1日の授業時間を短縮する代わりに、創立記念日とかの休日を振り替えて、必要な授業時間を確保する案らしい。
結局、大変だな(笑)
子供にしてみたらどっちがいいんだか。
《NO残業をとりますか!休暇をとりますか!》
大人の皆さんはどっちを選びますか?
??大人の世界はどっちも促進するようにお達しが出てるんだけどな??
子供だけ違うの?
どこかを効率化して、年間の単位数を減らしてあげるわけにはいかないのかい?
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発達凸凹ちゃんには、とっても大事なのが睡眠時間なんだそう。
10時間は欲しいらしい。そうすると、成長とともに弱い脳の分野も自然と成長しやすくなるみたいな。
睡眠時間の確保はむずかしいよね。
フルタイムの仕事してたら、帰宅後やること多いし、その中で子供の宿題みて丸までつけてって。
パパは帰ってこない。ワンオペで家事して早く寝かさないとって思ったら「早くやんなさい!!」が口癖。大声出さずにはいられなかった。
大人も大変。
子供も大変。
先生も大変。
みんな大変じゃん(笑)
なんでそんなに大変にしちゃったんだろう。
子の学ぶ権利って、社会を大変にするためにできたんじゃないよね?
子供の好奇心に対して、身分の差に関係なく平等に与えるためにできたんだよね?
教育の原点に戻って考えたらいい。
教育者でもない私は、そんなことを思う。
きっと教育者の中にも思う人はたくさんいるんだと思う。
思いを形にするのは難しい。
でも
『やればできる』
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いやほんとに、やればなんとかなったりするのよ。
なんともならないときも、もちろんあるんだけれどね。
何もしなかったら、何にもならないからね。
思いだけじゃ、動かないから。
動く勇気を持つために、自分の中での呪文を持っておくといいのかもね。
『やればできる!何とかなる!』
苦い思い出にするか、行動するきっかけにするかで人生は変わるもの。
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