不登校ママから③口にはチャック、具体的な言葉で伝える
『ママは笑顔で』
こどもの安定のために、ママの笑顔が必須なのは嫌と言うほど感じています。
でも、いつもママだけ。
ママだって、人間です。
一人のね。
泣いていいし、声荒げる時があってもいい。
「ママいま疲れているみたい。怒ってごめんね」
そう謝って、ギュっして、1日をリセットしましょう。
不登校ママ歴11ヶ月目に入った、晴れパンです。
行きしぶりからの不登校になった、小2息子と不安感いっぱいの年長のムスメ。
こどもの《心を守りたくて》《笑顔が戻ってきてほしくて》当時いろいろと実践して、やって良かったことをお伝えしていきます。第3回目です。
1️⃣気になるけど執着しない。お口チャック
実際こどもに言いたいことは、たくさんありました。
夫も子に注意しがちな性格だったので、できる限り口を出さないように勧めました。
「いまは息子の精神を保つこと、これ以上こころを壊さないことが重要でしょ。言いたいことがあるなら私から伝えるから、私に言って!(黙っててくださいの意味)。」
もうこれは、大変に難しい。《夫婦の問題》ですからね。
でも明らかに精神を壊している息子の見た目。目を背けることができない[不登校]という状況。さすがに夫だって、従わざるを得ないです。
【お口チャック】作戦の実行です。
こどもは分かっているんです。言われていること。
ただ本当に忘れちゃったり、もうちょっと後でやろうと思っていた。
その思っていた時間が、親とこどもとで違っただけ。
親のちょっとは短い。こどものちょっとは長い。
年齢と共に、1年が短く感じられていくように。人生経験の短いこどもにとっては、時間はゆっくりに感じられるのかもしれませんね。
いつも怒られていて、こどもは自分でも自分が信じられなくなってる。
だからどこかで、大人には『自分のことを信じていて欲しい』
そんな、裏腹で複雑な心をこどもは持っているのです。
「いま◯時になったよ。さっき何しようって言ったっけ?」とだけ。
事実だけを教える。気が付かせる。
まずはそんなところからのスタートでしょうか。
ここからは、長い親だけの耐久レースです(笑)
2️⃣具体的なことばを使う
日頃、言いがちな【ことば】
抽象的な言葉は、こどもにとっては聞こえていないも一緒。
発達凸凹とか不登校とか、一切関係なく。
・分かるように、説明することが大事。省略せずに、細かく伝える。
・聞いていないようなら、本人の近くまで行って肩をトンと叩いて気が付かせる。
意外と大人でも、伝える内容を考えようと思うと難しいものです。
(赤ちゃんじゃないんだから、細かく言わなくても分かるでしょ!?)
(こっちだって時間がないんだから、言葉少なく済ませたいのよ!)
分かります。その気持ち(笑)
視点をちょっとだけ、変えてみてくださいね。
自分の『こども』と思わず、仕事場の『仲間』『お客』と思ったらどうでしょう?
もっと詳細に、わかりやすく伝えるのが親切ですよね。
《結果》 何回も言わなくても良くなった
多少の時間は必要ですが。
『あれ?最近そんなに言わなくても済んでるな』と感じることが出てきました。
最初のうちは、大人のほうの語彙力も足りなくて難しく感じるかもしれません。
なので修行です。これは滝行なのですw
◎次回は最も難関『パニックな小型犬への話しかけ方』です。
(うちでは小型犬はムスメちゃんと夫のことを指しています🐕)