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小1娘のクリエイティブさが止まらない

「ママ、ホットケーキ作りたい!」


『はい…もう夕方なんで明日の朝でもいいですか?』
「えーまあいいか。じゃ明日作ろうね!」

翌朝になり、すっかりそのことを忘れていた。
朝は食欲のないムスメ。
冷蔵庫からヨーグルトを出して、勝手に食べていた。

「お昼にホットケーキね。ママ」
(あーそうだった。よく忘れずに覚えているもんだ)
『りょうかーい』

ホットケーキMIX、卵、牛乳。
私はこれに絹ごし豆腐を混ぜる派です。
ヘルシーだし、ふっくら仕上がるんですよ。おすすめ。
分量通りに作ったホットケーキの生地に3連の絹ごし豆腐を1個、ドバっと加えて適当にほぐす。
形が大きく残っていても、焼くと全然に気にならない。

最近生卵の割り方を習得したムスメは、そこもやりたい。
ふむふむ。なかなかキレイに割るもんだ。

昨日作った卵焼きもムスメに卵を割ってもらった。
息子に(なんかガリっとしたのが入ってた。食べちゃったけど大丈夫?)って顔をされた(笑)
『大丈夫食べても問題なし!カルシウムだ!』

以前何かの料理の際、ムスメにお玉でフライパンへの生地を流し役をやってもらったら、見事に腕にジュっとやけどさせてしまって。まだ早かった!と大反省したママ。
その後、焼く係はママだったのに、今回はどうしても自分でやりたいという。

正直、やんないでほしい(笑)
また大騒ぎするのは目に見えてるから…

やる!やらないでいい!の攻防

結局ママが折れ、フライパンに生地を流す真剣なムスメと無の表情でひっくり返すママ。

焼きあがって、バターを大量にかけ、ホイップバニラをつけ食べる。

「おいし~~~~!最高!」

ご満悦のムスメちゃん。
ふう〜良かったですね。

やけどしなくて。


『じゃお昼食べたら今日は図書館行こうね』はーい

・・・片づけをしている最中に。ん?何やるの?いまからそれ?

「レジンやる~たぶん図書館行くまでには終わると思うから〜」

そうですか…急ですね。今日は太陽もばっちり出てますもんね。

横で見ていると、ずいぶんレジンも上手につくるようになったものだと思う。以前はレジン液が溢れてはみだしたりしていたのに。色合いも考えてラメも入れて慎重に。

『きれいにつくるね。素敵だね。太陽に当ててたら、帰ってくる頃には固まってるね』


息子が実験や化石掘り体験型学習に熱中するのと同じで、ムスメも粘土や料理の体験って楽しいんだろうな。

ときに一人で絵を描いて、粘土で壮大な街作りに没頭してたり、急にミシンでペットの洋服を作りたいと言い出したり。
びっくりすることを思いついて、一人でいつの間にやら始めてる。



図書館でこんなのもあるよと子供用のお菓子作りの本を差し出すママ。
「!ちょっと座って読んでくるね!」「んーやっぱり借りなくていいや。自分で考えて作りたいから、帰りに板チョコ買って!」

今度は帰宅後にチョコづくりが始まる。溶かして型に入れて冷やす定番ですけどね。電子レンジで10秒ずつ温めて、溶かす。1度教えると覚えて、応用きかせて、なんか色々と混ぜてみたりする。


入学後、まだ1度も授業というものを受けていないムスメ。
なので何事も経験と思って、やりたいことは大概やらせている。

牛乳を入れすぎてチョコが固まらない。その失敗も経験。
味は美味しいから無駄にせず、結果アレンジしてホットチョコミルクになる。

いつのまにやらカフェごっこになって、ママ客にムスメ店員さんが「ご注文のお品になりまーす」とトレイにお菓子付きで持ってきてくれる。

『美味しいですー。また今度よろしくお願いしますー』はいー♡


(なんか私!上手くできた!)というのが彼女にとっては大きな成功体験になる。
絵本の音読や引き算のときもそう。
自分にできないって思ってたことができた瞬間。
顔が、弾けるようなキラキラした瞳に変わる。

次から次へと興味が移る。
一つのことを追求することなく。
移り気といえばそうだし、飽き性といえばそうなんだけど、それってクリエイティブな才能よね。

アイデアがどんどん湧が出てくるっていう。湧き水。源泉。
キレイな好奇心✨
誰にでもできることじゃない。

それってさ。
絶対あなたの強みの部分なんだよ。
そこを曲げずに伸ばしていけるといいね。


養生テープを自分の足に巻き付け、粘土やシールをつけて、ヒールが完成していた👠

何もできなくても「他人の幸せを願う」は誰でも簡単にできるもの。
人の幸せを考えられる人に幸運はやってくるもの。

ゲッターズ飯田

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