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ゲームはやっといて損はないのよ
『子供の頃、ゲームしといて良かったよね〜』と弟と語り合ったのは、つい先日の年末の集まりだった。
そのあとに、カオラさんの記事を拝見した。
(そうか〜不登校兄妹がゲームや動画が生活の一部となっていることに、慣れてしまっているけど。一般的にやっぱりゲームは悪と思われているのか。)
カオラさんは、ゲームには悪いことだけじゃないんだよ。
実際にゲームをしてきた夫さんやお子さんの気持ちを交えて、教えてくれているの。
わたしも弟も現在、種類は違うけど共に医療従事者である。(私はいったん休止中です)
下のイラストを見てほしいのだけれど👇️
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例えばわたしが従事していた[超音波検査]は片手でプローブと言われる機械を持ち、同時にもう一方の手でボタン類の操作をする。そして目は画面から動かさない。
2Dで写っている画像を目で見て、頭の中で臓器を3Dでぐるぐる動かしている。
(ここを画像で出したいな)と思いながら、手にその動きを伝えている。
右手はその思いを受けて、手に持つプローブを動かし、回したり、傾きを変える。
その間に左手は数あるボタンの中で必要なところを、5つの指をそれぞれに動かす。
そのボタンも目で見ることはしない。
感覚と脳と神経のシナプス頼みだ。
他の医療機器の操作だってそう。
ジョグキーを操作しながら、ここ!ってタイミングでボタンを押す。
このときも、目は画面や被検者を見た状態で行っている。
やっぱり得手不得手が同じ従事者のなかにだって、当然あるのよ。
得意な人は必ずと言っていいほど、ゲーム操作がうまいと思う(笑)
子供の頃から、ゲームを使って脳内のシナプスを鍛えて、つなげてきた。
シナプスは、新しいことを学んだり経験したりすることで強化されるのだ!
(モノは言いようw)
そんなわけで、わたしたち医療従事者きょうだい間では、
ゲームはしといて損はない
である🤣
ただ目はやはり、、悪くなった(笑)
でも、ちゃんと大人になった。
しかもさ、いまのマイクラだのスプラトゥーンなんかすごくない!?
画面も回転するしさ、世界を四次元で見れてるんでしょ?
昔のに比べて、コントローラーのボタンだってたくさん付いてるのに、1本の指の腹や側面や関節部分でそれを使いこなしてる。
末恐ろしいよ。
我らがこどもたちの、大人になったときの姿(笑)
いまの大人たちよ。
もっとビビっといたほうが良いよ。
こどものゲーム制限に怒りをぶちまける時間があったら、もっと大人である自分自身が世の中についていけるように、今から勉強しておいたほうが良い。
それこそ我が子に教えてもらってでもいい。
もう追い抜かれているかもよ。
あと5年や10年で我が子たちと同じ世代が、会社に参入してくるんだよ。
そのときに「え?こんなのも知らないの?」って思われちゃうよ。
【第四次産業革命】
AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、ロボティクス、バイオテクノロジーなどの先端技術が融合し、社会や経済の構造を根本から変革する時代を指します。これにより、産業や生活のあらゆる面がデジタル化・自動化され、人々の働き方や価値観までもが大きく変わるとされています。
やったことがないなら、やっている人の気持ちや大変さはわからない。
我が子を理解することに繋がるから、ぜひ一緒にマイクラやゲームをやってください。
我が子が知っていて、自分が知らないことを教えてもらってください。
「いまこれって流行ってるの?わからないとママパパ、仕事場で恥ずかしいんだよ。知ってたら、教えてくれない?」
不登校・思春期・反抗期、こどもと話す話題に困っているなら特に。
その親としての勇気が、我が子との距離を縮めてくれるんですよ。
人は「自分のことばかり考えている人は好きではない」
人は「他人のことを考えてくれている人を好きになる」
人は「他人の責任を背負える人をもっと好きになる」
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