#3 憧れの場所🇫🇷フランスのプロヴァンス地方
○ いつもパリ中心で終わった過去の旅
フランスは周遊ツアーも含め、パリに3回行ったことがあります。
初めて友達と個人的に回った1990年後半は、英語で質問しても答えて
くれない雰囲気がありました。
その時は、地下鉄に乗って、モンマルトルの丘へ。たくさんの絵描きさんの
キャンバスをのぞいて散策をしました。
その当時、私は画家のユトリロに興味をもっていました。ですから
彼の作品を思い浮かべて、描いたのはこの辺かと想像しながら通りを
歩くのも、とても楽しかったです。
しかし、夏の旅行だったので彼の絵とは明るさがまったく違い、受ける
印象が大きく異なることにも驚きました。
特にパリの中心は何もかも洒落ていて落ち着いた雰囲気。だから私たち
2人は明らかに場違いだと感じました。“エレガント”とはかなり程遠いから……。
一度は食べてみたいと思ったパリのお菓子。ひと口食べたら、なんと脳天を
直撃するような甘さでした。その衝撃を例えるならば、かき氷を食べて
いると頭に「キーン」と来るあの感じが一番近いかもしれません。
有名店のものではなかったので、その味を比較することはできませんが…
何しろ甘さに驚きました。
* * * * * *
○ぜひ行きたいプロヴァンス地方
一度も足を伸ばしたことのない南仏のプロヴァンス地方。
ラベンダーの咲く、景色の美しいところでしょう。
また、自然の豊かさに加えて南仏の人々は親しみやすいのではないでしょう。
♦︎絵の題材になった場所を訪れる
【アルルの跳ね橋】
ゴッホが描いた跳ね橋のあたりの、のどかな風景を見にいきたいです。
モデルになったのは、アルルのロングロア橋と言われています。
【夜のカフェテラス】
私は、ゴッホの絵で、この作品が一番好きです。アルルのフォーロム広場に
現在もある「カフェ・ヴァン・ゴック」がモデルだと言われています。
♦︎南仏の料理を楽しむ
パリのように“どことなく、つんとしたすました美女のような、洗練された
盛り付けや味”では無いかもしれないけれど、素材のおいしさが引き出す
料理がたくさんあると思います。
南仏では、羊や豚も調理されるため、ニンニクを使ったり、いろんな
ハーブを加えたり、料理にバリエーションがありそうです。
もし、プロヴァンスに行くことができたら、ただ風に吹かれて散歩をしたり、
カフェでお喋りをしたり…
それはたぶん、最高に贅沢な時間となるでしょう。