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大河ドラマ「光る君へ」第30話
NHKオンデマンドで大河ドラマ「光る君へ」を観た。
「つながる言の葉」
京の大干ばつ
今と違って雨ごいをするしかなかった時代、道長は今は表舞台から退いた安倍晴明に祈祷を依頼し雨ごいの儀式が始まった。
安倍晴明から発せられた儀式の言霊(?)は天の竜に届き見事京に雨をもたらす。
当時京に大干ばつが襲ったのは史実のようできっと安倍晴明も雨ごいの儀式をしたことと思われる。
道長を始め多くの民はどれだけ安堵したことだろう。
内裏で大人気 枕草子
定子亡き後、枕草子は内裏で大人気となった。
清少納言が在りし日の定子を描いた作品だ。
印刷技術もなく人の手によって書き写されていった枕草子。
でも四条宮の公任の妻 敏子はまひろの書いた「かささぎ語り」の方が面白いと言う。
史実でも紫式部が源氏物語を書く前には、当然いくつかの別の物語を書いたであろうと思われるので…現存していないのが本当に残念。
『かささぎ語り』
むかしむかし あるところに男と女がいました。
…
女のふりをしていた男は、ふりをしていたわけではなかったのです。
心から女になりたいと思っていました。
そして男のふりをしていた女もまた心から男になりたいと思っていたのです。
…
千年以上も前の日本でこのような話題があったか否かは私にはわからないけれど、まひろにしてみると鳥籠の中にいる自分(運命に甘んじている自分)ではなく、自分の意思で人生を自由に切り開いていきたいと願った想いが込められているのかなと…
しかし…賢子によって『かささぎ語り』は消失してしまうのだった。
和泉式部登場
自分に正直にと言えば今回から和泉式部登場。
当時の常識からは桁外れだったかもしれないが和歌の実力は抜群!
まひろも大きな影響を今後受けていくことになるのか…
道長 まひろを訪ねる
道長の一の姫 中宮彰子。
定子亡き後、4年も経つと言うのにいまだ一条天皇の寵愛を受けるとは程遠い生活を送っていた。
書物好きの一条天皇の関心を引くために枕草子を上回る作品をと白羽の矢が当たったのがまひろであった。
石山寺以来の再会。
ここから世界最古の長編小説の幕開けとなるのか。
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