ちょっと、休憩しませんか❓️労働問題それぞれの解決、組合編その1
ちょっと視点を変えて、ちょっと新しい視点で、少し深呼吸しませんか❓️
ムクちゃん、ちょっと自分の記事読み直して、
法律は正義とはなんの関係もない
とか、
厳しいです
とか、
難しいです
とか、これじゃまるで、労働者は泣き寝入りしてくださいって言ってるみたいじゃない❓️❗️そうじゃないです❗️❗️
って反省しました🙇
労働問題それぞれの解決では、いろんなところに相談に行って、いろんなところと問題の解決に取り組んだ、いろんな人たちの解決のケースを、見ていきましょう。
まず最初は、個人加盟労働組合と労働問題の解決に取り組んだケースを紹介します。
労働組合は2種類あります。
社内労働組合 と
個人加盟労働組合
です。社内労働組合は、同じ会社の社員が作る労働組合です。個人加盟労働組合は、雇われて働いている人や、以前は雇われていたけど今は失業者などの人を、会社や業種に関係なく、広く組合員とする労働組合です。
どのような形態であれ、労働組合は、組合員の労働問題の解決に取り組むところです。
労働組合の問題解決の方法は、団体交渉という話し合いをすることで、なぜ団体交渉が問題を解決できるかというと、労働組合と社長には、同じ強さの立場があるからです。
社内労働組合は、例えば、○○さんの残業代をきちんと払ってくださいと、社長と団体交渉しても、自分たちの雇い主が社長なので、あまりいろいろはできません。もちろん、いろいろやってるところもありますよ❗️
個人加盟労働組合の場合は、残業代を払ってもらっていない○○さんの社長に、他の組合員さんが雇われているわけではないので、何度でもしつこく団体交渉する場合が多いです。
ストライキってありますよね❓️ストライキも、労働者なら誰でもできるわけではなくて、労働組合の組合員だけストライキできます。労働組合員以外の人がストライキしたら、ただの職場放棄です。ストライキする前に、有志の社員と労働組合作ってくださいね。
いずれの場合でも、労働組合の問題解決の方法は、団体交渉という話し合いです。話し合いがこじれると、ストライキや、会社前でのビラ撒きなどもしますが、会社も労働組合も、団体交渉での解決をしようとします。
数日前に、クロネコヤマトの社員が、ストライキしていたので、ネットニュースに載ってると思います。ご興味のある方は一読ください。
労働組合、一般の人にあまり馴染みがないので、いろいろ説明しましたが、本題に入りましょう。
先ずは、個人加盟労働組合に加入して、解決した例を見てみましょう。
セクシャルハラスメントを解決した例
相談者は3人の女性社員で、いろいろなところに相談した結果、ある個人加盟労働組合に加入して、団体交渉を行いました。ムクちゃんのところには、未払い残業代があるようなので計算してくれないか❓️と労働組合が依頼してきました。
なんでも、男性の社長の他は、相談に来た女性社員3人しかいないオフィスだそうで、その社長が、
えっ❓️痴漢でもそこまでやらないよね❓️街中だったら警察官に逮捕されるやつだよね❓️
くらいのセクシャルハラスメントを、3人の女性社員にしていて、社員たちが怒り狂ってました。
計算したら、未払い残業代も、給料の2ヶ月分くらいありました。
ハラスメントの解決は、もうしないでください❗️、すみませんもうしません🙇、の他に、解決金としていくらいくら払ってくださいという労働組合からの提案がある場合があります。解決金とは、裁判で判決で言い渡される、○○円を払いなさい、みたいなものです。ちょっとニュアンス違いますが。
で、3人で結託して、労働組合の他の組合員も加わって、団体交渉で社長をコテンパンにして、未払い残業代を含めたちょっとした額の解決金を手にして、3人で会社を辞めました。
後から聞いた話では、解決金を元手に、3人で起業したそうです。
ハッピーエンドの労働問題の解決になりました。
解決金を手にしても、ハッピーエンドではなかった例
相談者は、未払い残業代を払って欲しくて、労働基準監督署に相談に行きましたが、労働基準監督署で追い払われて、諦めきれずに個人加盟労働組合に相談して、加入して、残業代払ってください❗️の団体交渉をしました。本人が計算した残業代が合ってるかどうか確認してくれないか❓️と労働組合から頼まれて、計算し直したら、2割ほど未払い残業代の額が増えました。労働組合は、未払い残業代を元に、解決金として労働組合にいくらいくらを払ってください、と団体交渉して、会社から解決金を支払ってもらいました。
ちょっとここからややこしいのですが、会社が支払う解決金って、未払い残業代のあった本人のところに、直接行くのではないんです。会社と団体交渉しているのは、社長と同じ強さの立場の労働組合なんです。だから、○○さんの解決金受け取りましたも、解決したので労働組合も会社もこの件ではもうごねません、の約束するのも、労働組合と社長なんです。
労働組合も、家賃とか、本人と一緒に団体交渉行ってくれた組合員の交通費とか、いろいろお金がかかるので、もちろん組合員から組合費もらってますが、それだけでは費用の全部を賄うのは難しいので、
未払い残業代払ってもらって良かったね❗️解決金、振り込むね❗️カンパしてね、みんなの交通費とか払うから❗️
と、組合員みんなにお願いします。いくらいくらを手数料として徴収します、はダメなんです、弁護士さんと同じになるから。
で、この人に解決金を渡した直後、この人は音信不通になりました。電話番号変え、メールアドレス変え、連絡の付く方法全部を変えました。
労働組合は、いろいろな費用を持ち出し、いろいろな人がお礼の言葉もなしに打ち捨てられました。ムクちゃんは元々、労働組合の依頼はお金もらいませんが、未払い残業代もっとあるよ、の労力も無駄になりました。
ムクちゃんは、相談に来た人が、気付きとか、なにか成長みたいな、なにか学びみたいなことに、ムクちゃんが関われたらいいなと思って、労働相談してます。
カンパのお金を労働組合に払うのが惜しいから音信不通になるって、この人に残業代払うのが惜しいからタダ働きさせる、とした会社と、なにが違うんでしょう❓️
会社があなたに振るった暴力を、あなたが学んで、あなたは労働組合に暴力振るったんですね…
それは、あなたが、会社に負けたということではないですか❓️
と、ムクちゃんは感じてしまいます。
たまにあることなんですが、ムクちゃんは寂しいです。
と、ムクちゃんは思います。
労働問題それぞれの解決、12ケースくらい紹介します😃
書ききれないので、シリーズにします。乞う、ご期待❗️