「社会の血栓・漬物石」について
自分は若い頃、ゲームサークルに居た。
そこで「モンスターメーカー」というカードゲームを初めてやった。
この中には様々なキャラクターカードがあり人気があったと。
当時自分がこれをやりながら思いついたのが、
(カードをランダムにバラ売りすれば凄い事になるのでは?)と。
※(その数年後、きっちりMTG(マジック・ザ・ギャザリング)がヒットして、この時点でとっくに需要は明示されていたことになる。)
当時の自分はこれを思いつくとワクワクしながらヴィジョンを描いた。
キャラクターのイメージを描き溜めて、ゲームシステムを妄想した。
そしておそるそるサークルの一人にこれを話してみた。
いきなり胸倉を捕まれる。
既に相手は真っ赤な目で怒り狂っていた。
これは幼少時に何度も見た親父の反応と全く同じ。
粘土で一心不乱に作った人形や、アイディアを書いたメモ、
それを見つけた時の親父は真っ赤な目で怒り狂い、罵倒し、
創作物を捨てた。俺が泣くまで説教をした。
この頃まるで納得いかなかった物が、行く先々、そこかしこで発生する。
自分にとってはまるで「呪い」だ。
論理が無い、生産性も意味もない。完全なマイナスの衝動。
これっぽっちも理解できなかった。
このサークルはもう無理だと思った。仲間がいない。
ここでも何も誰にも言えない、言えば貶められ、疎外される。
悪意の的にされると理解した。
しばらくして今度は自分のアイディアを後輩がパクリ、
それを自分の物だと主張したらしい。
俺の方がパクった事にされ、白い目で見られ仲間外れにされた。
もうこいつ等とは無理だ。関わってると終わると。
以降ゲームに参加させてもらえなくなったので、もういいと。
キャラシートを破り捨て、単独でプロのクリエイターの道を目指した。
バイトを経て、企業に就職した。
自分の作品、アイディアを通せば全て逆転できる、そう思った。
作品を作れば何もかも評価が変わる、運命が変わると。
夢中で職場で頑張っていると異変が起きた。
後ろ指をさされ、心当たりのないデマ、悪口が流されていた。
しばらくして例のゲーム仲間、地域住民の一人が面接に来たらしいと。
そこで散々やらかした後、俺のプライベートのデマをペラペラと告げ口し
俺の自己実現を潰す為に滅茶苦茶やったらしい事が判った。
毎度毎度の欠席裁判なので状況からしか判らないが、事実だ。
かつて俺を仲間外れにしたバカ集団が、企業に取り入る際、
俺を引き下げる事で自分の価値を相対的に上げようと思ったのだろう。
本人には一切相談も無く勝手にコネ利用されたのだ。
吐き気がするくらいクソだ。
他人の進歩、発展、自己実現を阻害する類の人間が、
人を利用し、ダシにし、コネを作って人の成果を中抜きしたい。
上手くいかなきゃ潰したい、引き下げて安心したい、そういう心理。
何をどうやっても邪魔をする。他人ばかり見て利用したい。
何をどうやっても不幸しか生まない。
自分にヴィジョンの無い、日常的に足を引っ張る人間ほど、
場違いな分野に関わってきて、結局そこでも妨害する。
足を引っ張り続ける。進化、発展への道筋を潰しに来る。
中抜き屋、鵜飼、この手の連中は単なる銭ゲバじゃない。
年がら年中、生産的な人間の足を引っ張り続ける性質を持つ。
他人に軸足があり、相対的優位性を求める人間は引き下げをする。
他者の損失こそが彼等のモチベに繋がる。
人と比べ続ける事で自己が無く、自他の境界が無いのだ。
そんなマインドの人間があまりにも多い。多すぎる。
おそらくクリエイターより多いだろう。
彼等は社会の漬物石として、劣等感と嫉妬とマウンティングを繰り返し
大声で喚きながら日本の未来を閉ざす為に日々頑張っているのだ。
おしまい