コーヒーを挽く楽しみ
しばらく前に、手動のコーヒーミルを買って、朝から香りを楽しんでいた。
その少し前は電動のミルだったけど、奮発したんだ。
それもこれも、時間に余裕ができたからだ。もっと前はインスタントコーヒーで充分と思っていた。
「インスタントコーヒーなんて
コーヒーじゃない」
なんて言う人がいて、角が立たない様に
「そうですね」って言っちゃたけど、本当はそう思っていなかった。
インスタントコーヒーだって、手軽にリーズナブルにホッとする時間と香りを感じられたら、それだけで癒しになる。それもまた別の味わいがあると思う。
ここ最近は買い物の都合と、余裕のなさでドリップパックを使っていたのだけど、コーヒー農園のロケーションも楽しめた素敵でせつないドラマ…
『さよならのつづき』を観て、久しぶりに豆を買った。
ミルも手入れをして…
挽く音や、香りにも味にも
優しい気持ちにしてもらえる。
また、出掛けては豆を買う習慣を復活させようと思う。
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父がお店で、ランチタイムをやっていた頃、市場での仕入れ時に食材と一緒にレギュラーコーヒーの粉を大袋で買って、食後のお客さまサービスでセルフ提供していた。
ランチタイムが始まる直前に、コーヒーポットに何人分かをドリップしていた姿と香りを、ふんわりと覚えている。
保温プレートにコーヒーポットを乗せていただけだし、小さなカップで少しずつ…それほど贅沢な雰囲気ではなかったけど、喜ばれていたと思う。
ランチタイムが終わった時間帯に、お店を訪れた際は、私もおすそ分け的にいただいたことがある。懐かしいな。
寒くなってきた。
コーヒー
カフェオレ
カフェラテ
気分次第で暖まろう。