「最強無敵の僕」
眼前にひしめき合う魔物達。どいつもこいつも凶暴そうだ。
僕は剣を構えて、一体一体を討伐していく。
「グォー!」
「ギャァ!」
討伐された魔物達が次々と悲鳴を上げていく。
魔物達を討伐するとその奥からドラゴンが出て来た。
口から火を吹いて、僕を攻撃して来た。僕はひらりとかわして、ドラゴンの硬い鱗に剣を下ろした。
「オオオ!」
ドラゴンは断末魔を上げて倒れた。この世界で僕は間違いなく最強だ。
「おーい! 休憩終わりだぞー」
「あっ! はい!」
バイトリーダーに呼ばれて、僕はスマホの電源を切った。