<有段者居飛車党向け>~序盤を優位に戦う買って損なしの棋書紹介1~
<居飛車有段者向けの棋書紹介編1>
今回は有段者の居飛車党に向けたワンランクアップへの棋書紹介をしたいと思います。
毎回一つずつ紹介していきます。
今回は序盤の戦い方についての本です。
自分は居飛車党ですが、この本は出版される前から注視していて、
出版後、すぐに購入しました。
↓↓↓↓こちらがその本です。※ここから注文できます
斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究 (マイナビ将棋BOOKS)
この本は、リンクを見てもらえれば詳細がわかりますが、
将棋探求Historyが特徴や長所などを紹介していきます。
まず最初に申し上げると、この本は本当に素晴らしいです!!
タイトルの通り、この本は現在A級順位戦で2年連続名人挑戦を決めている斎藤慎太郎八段の最新のプロ棋界での研究を余すことなく見せびらかしたものなのです。
今プロ棋士間では研究が多少行き詰まった感のある角換わり腰掛け銀という戦型ですが、アマチュア間での有段者同士の対局では本当によく出てきます。
(自分の体験談としては相居飛車戦になると
5割以上はこの戦型になります)
そしてこの戦型は角換わり腰掛け銀内では全ての分岐に対応していて、
まさに決定版です。
この本の分岐と評価を暗記すれば、この戦型で序盤から時間を消費せず不利になることは まずないでしょう。よくあることとして、相手の指し手が手順から外れることがあります。
しかしこれはむしろ幸運であり、落ち着いて対応すれば自分が有利になることが可能です。
またこの本内での手順の終着地から先の指し手について心配であれば、
将棋AIで研究することをおススメします!
(将棋AIでの序盤研究方法は要望次第で後日掲載します。
コメント欄にお寄せください)
そしてさらにポイントなのが、この本の内容がこの先当分の間のアマチュア間での角換わり腰掛け銀に対応できているということです。
このように、この本は少し値段が高いですが、普通の1400円の序盤研究本に比べて圧倒的に内容が深く、確実に棋力向上のプラスになります。
皆さんもぜひ、この本を手に入れてライバルとの差をつけましょう!