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映画を観た「唄う六人の女」

竹野内豊さんと山田孝之さんと六人の女性のお話。

ハチの低く唸るような羽音から始まる。
セミを齧る水川あさみさんが気味悪いけど美しい。

荒い運転をする山田さんの車に同乗している竹野内さん。
トンネルを抜けた道の真ん中に水川さんが立っていて危うく事故を起こしそうになる二人の車、と思ったら目前に大きな落石があり、車は事故を起こしてしまう。
怪しい。水川さん、落石に気づかせないために立ってたね?

意識を失った竹野内さんが目覚めた時は囚われの身になっていた。手は縛られており、逃げようとしてもどうにもならず水川さんに運命が握られている。
なんで?
そのうえ、芋虫の入ったスープなんか飲まされちゃったりして竹野内がキレる。そしたらあさみがムチみたいに棒をしならせてピシャリと竹野内を打つ。そしてつつく。つつく、というより棒でやいやい刺してくる。
本来の水川さんのお茶目っぷりが見える刺し方だった。
とにかく中盤まで何が起こっているのか、どんな風になっていくのか全く想像できなかった。というか、鑑賞後の今もなんだかよくわからない感覚。でも不思議と嫌いな作品ではないかも。
序盤でなんとなく「ミッドサマー」みたいな不気味さを感じた。私の判定では似ているように思う。話は全く違うし、何故なのか明確な理由もないのだけれど。

よくわからん映画だったけれど、環境破壊はイカンよ、という話なんだろうな、ってことだけは理解。
女性達は動物や昆虫、植物など山に生きるものたちの化身だったみたい。

竹野内さんの最後は、コレどうなん?、とちょっと残念に感じる部分はありつつも、化身の女性たちが美しいのでまあいいか。

映画をよく理解できる方が観たらまた違う見方があるのかもしれないけど、私にはよくわからない作品。
でも、化身は観て欲しいかもー😊
異色の作品だった。


#WOWOW         #W座
#唄う六人の女

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