映画を観た「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
2023年のアメリカの作品。
全寮制の学校のクリスマス休暇中の出来事。学生は皆、自宅に帰ってクリスマス休暇を楽しむのに、主人公の男子学生アンガスは母親から再婚相手と新婚旅行に出るため寮で過ごして欲しいと言われる。アンガスはあの手この手で寮から出る方法を考えるが、監督役の先生の目からから逃れられず、泣く泣く寮に残ることになる。そのほかに寮に残るのは、その監督役の先生のハナムと料理長のメアリーだけだ。いや、そういえば清掃係の男性もいらっしゃったような記憶。休暇中ずっとおられるわけではなかったということかな。
主人公のアンガスは日本の俳優さんをあてはめると岡田将生さんがしっくりくるかな。コメディ映画とのことだったけど、そこまでコメディ感はなかった。でも流れてくる曲がすべて雰囲気が良く素敵だった。これは私の一番のお気に入りのポイントだ。
先生と岡田アンガス将生の関係に変化が見えだしたり、ほろっとくる部分もあってクリスマスに観るのにちょうど良い映画だったけれど、最後にアンガスの両親が登場してくるあたりで流れが変わる。
侑さんが鑑賞後に漏らした一言「めっちゃ良い映画やったのに最後にク⚫︎親が出てきて台無しや」と。まさにそれ!という感想だった。でもまた観たいらしい。まあ、そういう側面があってこそストーリーが際立つのかもね。