リビングには血だまり
以前に京都「おちゃのこさいさい」の舞妓はんひぃ~ひぃ~シリーズの美味しさをお伝えしたことがあるが、変わらずウチの調味料のレギュラーメンバーだ。
昨日、ラー油がなくなりそうだと、侑さんが新しい瓶を開けようとしたら、何かの具合で予期せず蓋が開いてしまった。
なぜかリビングのごみ箱の上で開封しようとしていたらしく、どろどろっと少し中身が床にこぼれてしまった。
床には王様の所持品も置いてあるので私たちは非常に焦ったのだが、侑さんが言うにはうまくゴミ箱の上に垂れたので床を少し汚した程度で大丈夫だった、と。
ちょっとしか汚れてないわー、と言いながら侑さんが床を拭いてくれたので、王様のものは大丈夫だよね?と一応は確認したものの、大丈夫と言う侑さんの言葉を信じて、今週最後の二人のパーティーへと突入したのだった。
そう、王様は明晩帰宅される。
一晩明けて、今朝。
出勤前に床のホコリが気になったのでその辺に置いてあるハンディクリーナーでささっと吸っちゃおうとクリーナーを手にした途端、指と手のひらに何とも言えないベタつきを感じた。え?
そして、クリーナーのすぐ横に100円玉ぐらいの大きさの朱色のぽってりしたものがあった。
ベタつきとぽってりの正体をほんの数秒の間で推理した。でた、解答。ラー油じゃね?
うーわー。
ハンディクリーナーが濃い赤色なので脇の甘い侑さんは気づかなかったらしい。
ちなみにハンディクリーナーは王様の大好きな家電のひとつだ。王様は掃除機が(きっと)大好きで、ハボキや隙間ノズルなど、それに関するものも大切になさっている。
そんな大切なクリーナーを油まみれにしていることがバレたら、今晩私たちは雨が降る寒く暗い夜をさまよい歩くことになっただろう。
あぁ。リビングに本物の血だまりが_:(´ཀ`」 ∠):
(さすがにそんなことはない)
もう出勤する時間だったが王様の機嫌のほうが重要だ。
床をきれいにするためのクリーナーを磨きまくった。
ちょっとスイッチ部分にも滲んでたんだよね。アブラでスライドしやすくなるだけの影響なら問題ないのだけど(;・∀・)
王様には永遠に秘密だ。