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和風月名・和暦「師走」

【師 走】(しわす)
<新暦2024年12月30 日~2025 年1月28日>
 
2024年12月31日は、新月。
旧暦では、<師走 朔日>
旧暦【師走】が始まります。
 
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二十四節氣では、
「小寒」~1月6日の頃
「大寒」~1月20日の頃
の頃となります。
 
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旧暦の十二番目の月は、
和風月名で「師走」(しわす)と
呼ばれています。
一年の最後を締めくくる月。
 
名前の由は、いくつかあり
 師(僧侶)が年末の仏事の為
東へ西へ、走り回る月だからとの説。
 
四時(春夏秋冬 四季)が果てる
「しはつる」月から転じたとする説。
 
農事をすべて終えた意の
「万事し果つ月」(ばんじしはつつき)
から転じたとする説。
 
などがあります。
 
他に、師走の異称をご紹介いたします。
暮古月(くれこづき)
~一年の終わりの月
 
 
年満月(としみつづき)
~一年が満ちていく月
 
 
雪月~美しい雪景色の月
春待月~「寒」があければ「立春」
    新春を待つ月
 
 
凛とした美しさと
微かな希望が感じる月の名だと
感じますよね。
 
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師走。
冬至を過ぎると
少しづつ日は長くなりますが
寒さは、一段と厳しくなります。
 
厳しい寒さの中
心も身体もこわばる感じ・・・。
 
ですが、
 
私達をとりまく空氣は
穢れなく
凛として清々しい。
 
と感じるのも、この頃ならでは。
 
 
春にむけての決意を
後押ししてくれるような気がします。
 
 
師走の月が
終わりに近づくにつれ
梅の蕾もほころびはじめ
一輪、また、一輪と
咲いていく。
 
その姿に
私達は、心惹かれる。
 
厳しさの中に
嬉しさがある。
春を待つ月。
 
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