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二人で消えた夜

誰一人 思いもよらない 
だって 当の二人も
数時間前までは 知りもしなかった

満開の夜桜だけが
二人を見下ろしていたわ
月も見咎めてたかもしれないけれど

 二度とは犯さないと 神に誓った罪を
 貴方の腕の中で 繰り返す
 どれたけ辛く 悲しい 仕返しがあったにしても
 この甘さに抗えはしない

二人の間には既に 一筋の糸すら
通す隙間もなくなっていたわ


今 この瞬間が夢か うつつか教えて
すっと馴染む肌の温みが愛しくて

数えきれない程の口づけと睦言
刹那に負けたんじゃないの
・・・覚悟してる

 この世のどんな決まりも受け入れられない
 許されるはずもない 秘め事
 どれだけ辛く切ない 
 終わらぬ孤独を
 背負わなければならないとしても・・・

 二度とは犯さないと 神に誓った罪を
 貴方の腕の中で 繰り返す
 どれたけ辛く 悲しい 仕返しがあったにしても
 この甘さに抗えはしない


みとぎやのうた 第五弾 二人で消えた夜

お読み頂きまして、ありがとうございます。
これは小説がありますが、未発表です。
投稿するかは検討中ですが・・・
ラベイユ・パルファム部門になると思われます・・・

時節柄、丁度、今ぐらいの季節から、
になりますね🌸🌙

明日は、春分の日ですね。
お日様のエネルギーが素晴らしい日のようですね。
皆さま、楽しくお過ごしください。





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