神道と仏教とイスラム教とスピリチュアルと
海外に行くと、宗教は何? と聞かれることが
少なくない。
Ummmm.……. 仏教徒かな.……
歯切れのよろしくない応え方になる。
無宗教ではないながらも
がっつり信仰してる感がないからだろうか。
ついでに、日本には土着の「神道」があっていたるところに神様は宿っているという考え
がある、と 付け加えてみたり。
私自身、じぃちゃんばぁちゃんっ子で
かなり小さい頃から祖父母にくっついて
お寺、お墓参りに行っていた。
中学の頃に曾祖母が亡くなった当時は、
毎日仏壇の前で般若心経を唱える祖父に
影響され、私と小学生だった弟は 般若心経を
いつの間にやら暗記し 一緒に唱えていた。
大人になってからは 写経した般若心経を
寺に拝奉して御朱印を頂いてたこともある。(東京三十三観音だけだが)
それでも尚、キリスト教徒ではないにせよ
明確な仏教徒という認識は薄い。
神棚と仏壇は別々だから別物なのはわかる。
初詣には神社に行き、お宮参りや七五三をしお彼岸やお盆や葬式は寺に行き、
おまけにクリスマスも祝う ごちゃ混ぜに
何でも受け入れてしまう民族だからだろう。
なんでもありだし どうでもよい。
氣にならないし 氣にしない。
それが日本人の宗教観かもわからん。
おそらくワタクシ一人だけではないはず。
宗教として特に意識してない民族と思う。笑
秦氏の土御門統理 曰く、'神道には教典というものが存在しないから 宗教ではない'。
しゅ、宗教ではなかったのかぁ?!...... むむむ。
山陰の表さん 曰く、古神道は '生活様式'。
そ、そうなのかぁ!?…....むむむ。
ここ半年くらいのことだが
少しずつイスラムの勉強を始めた。
イスラム教は偶像崇拝がないし
見えないモノを信じるし
お浄めをして礼拝するし
スピリチュアルのような神道のような
そんな似たところがあるんじゃね?と
少し思うようになった。意外だった。
うまく説明できないのが悔しい。
ただ至る所に神が宿るとは言わない。
森羅万象はあくまでも 神の創造物ってだけ。
仏教、キリスト教、イスラム教...
それらが伝来するもっとずっと前から
森羅万象に八百万の神を見いだしてた日本は
やっぱり宗教の概念がちょいと違う氣がする
(神道が宗教か否かは置いといて)
結局は人間がつくったモノなんだよな。
別の視点からみると
各々が良い悪い(悪くはないが)は抜きにして
宗教対立を生むだけに思えてくる。
世界中が古来からの日本的神道一色だったら
平和だったろうに。
なにが言いたいのか
自分でもよく分からなくなった💦
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。