理学療法士のノート(国家試験勉強)#6血圧を上げる循環系の反応について
血圧を上げる3つの神経
今回は血圧を上げる反応についての絵です。
作用する神経で分ければ、大きく分けて3つ。
舌咽神経
迷走神経
交感神経
これらの作用を描いています。
1.舌咽神経(求心)
血圧の低下が生じると、頸動脈洞という圧受容器から舌咽神経を介して延髄を興奮させる
※ベインブリッジ反射:右心房のうっ血により内圧が高まると、舌咽神経を介して延髄へ興奮が伝えられる
迷走神経(求心)
大動脈弓の血圧が高くなると、迷走神経から延髄へ興奮が伝えられる
交感神経(延髄:遠心)
延髄から心臓へ、交感神経を介して投射される。甲状腺のサイロキシンによりカテコラミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)の分泌促進が促され、心臓の機能亢進(心拍数増加など)を生じる
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