花田幸志郎

花田幸志郎

最近の記事

理学療法士のノート(国家試験勉強)#12原始反射

原始反射の発生時期と消退時期、反射の流れをまとめた絵です。 動きと時期と一緒に一緒に覚えるために絵でしました。

    • 理学療法士のノート(国家試験勉強)#11嚥下の筋肉と脳神経、嚥下のしくみ

      理学療法士が関わる脳卒中を患った患者様に対するリハビリでは、脳神経の事を知っている必要があります。 今回出ている脳神経は、大きく分けて二つ。 口腔相での橋から投射される三叉神経、延髄からの舌下神経。 疑核とよばれる延髄からの舌咽神経、迷走神経、副神経です。※理学療法士でも言語聴覚士さんたちが専門領域の嚥下に関してこれだけ勉強するんです。脳神経について理解を深める事や、患者様の栄養状態をおおよそ把握するためかなと思っています。

      • 理学療法士のノート(国家試験勉強)#10病原菌に対する炎症反応の機序

        記念すべき10個目の記事は炎症反応の機序についてです。 マクロファージやヘルパーT細胞、リンパ球の作用の流れをまとめています。 また好中球の中のリソソームの作用について、イラストで描いたのは我ながらGood Jobと思っています。

        • 理学療法士のノート(国家試験勉強)#9身体の酸性・アルカリ性について(嘔吐、下痢、糖尿病)

          身体の酸塩基の傾きについてです。 中性:7.35~7.45ここが中心となって考えます。 嘔吐胃酸を嘔吐する事で体内のアルカリ性が大きくなり、代謝性アルカローシスとなる 下痢膵液などのアルカリ性の体液を排出するので、代謝性アシドーシスとなる 糖尿病血中の脂肪を分解して、ケトン体が生じる。 ケトン体は酸性である。 腎機能障害でケトン体を尿として排出できない。 ↓ 代謝性アシドーシスとなる クスマウル呼吸で、酸素を各臓器に送り、二酸化炭素を身体から減らし。PH上昇を図る(塩

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#8心電図波形と各波形の意味について

          心電図波形と、各波形が意味する心臓の部分ごとの収縮形態をまとめてあります。自分で描くと頭に入りやすいと思って描いた事を覚えています。 脱分極や再分極という言葉が抜けていますが、もしかしたら勉強しているときに抜けていたのかも… 心臓の収縮と心電図波形の関係の理解の一助となればうれしいです。 P波洞房結節の興奮。 細かくみると前半が洞房結節の興奮で、後半は心房全体の興奮を意味する。 P-Q間心房室の収縮 Q-R間心房室からヒス束へ刺激が伝わる R-S間ヒス束からプルキンエ

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#8心電図波形と各波形の意味について

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#7血圧を下げる循環系の反応について

          前回は血圧を上げる反応でしたが、今回は逆の下げる反応についてです。 考え方をシンプルにするため舌咽神経と迷走神経、この2つの神経作用でまとめています。 舌咽神経(求心)圧受容器である頸動脈洞に伸張ストレスを感知した舌咽神経は、延髄へ投射する。 迷走神経(求心)大動脈弓の内圧上昇を感知した迷走神経は、延髄へ刺激を投射する。 迷走神経(遠心:延髄から投射)迷走神経の副交感神経成分が心臓へ刺激を投射し、血圧が下がる。 アセチルコリンの分泌を促す。

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#7血圧を下げる循環系の反応について

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#6血圧を上げる循環系の反応について

          血圧を上げる3つの神経今回は血圧を上げる反応についての絵です。 作用する神経で分ければ、大きく分けて3つ。 舌咽神経 迷走神経 交感神経 これらの作用を描いています。 1.舌咽神経(求心)血圧の低下が生じると、頸動脈洞という圧受容器から舌咽神経を介して延髄を興奮させる ※ベインブリッジ反射:右心房のうっ血により内圧が高まると、舌咽神経を介して延髄へ興奮が伝えられる 迷走神経(求心)大動脈弓の血圧が高くなると、迷走神経から延髄へ興奮が伝えられる 交感神経(延髄:遠

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#6血圧を上げる循環系の反応について

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#5バルサルバ洞、心臓の壁の厚さ、心臓の栄養血管について

          心臓の栄養血管として、大動脈弓の付け根にあるバルサルバ洞についてフォーカスしたノートです。 右回旋枝と左回旋枝に分かれる事までは描いてますね。臨床的には#1とか#2などもっといくつか分かれる事も大事ですが… あとは、バルサルバ洞はバルサルバ効果という息こらえをすると血圧が上がる現象につながるのでよく覚えていました。 心臓の壁の厚さを描いているのは驚きでした。 ・右心房:1㎜ ・左心房:1㎜ ・右心室:3㎜ ・左心室:10mm(1㎝)

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#5バルサルバ洞、心臓の壁の厚さ、心臓の栄養血管について

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#4全身の動脈の名前を攻略

          心臓から始まった動脈の場所と名前を覚える事が終盤に差し掛かり、全身の動脈名と、胎児の動脈まで知識を深めているときのノートです。

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#4全身の動脈の名前を攻略

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#3リンパ節について

          今回はリンパ節の絵でした。 リンパ液は動脈血と静脈血の間の体液と知った時は、目から鱗だった事を覚えています。 リンパ節も静脈同様、弁が多くて自発的に収縮しない事が特徴でしょうか。 左上にありますが、左右非対称な事も特徴ですね。 最終的にリンパ液が流れていくところが左鎖骨下静脈と知っていれば、もしかしたらマッサージ屋さんに行ったときにそこが本物か偽物かわかるかも…?

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#3リンパ節について

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#2内頚動脈の分岐

          心臓から出た大動脈弓から、右総頚動脈→内頚動脈へと分岐している事を学んでいた時の絵です。 内頚動脈が中頭蓋窩を通る事や頸動脈サイフォンと関わる事を書いています。 脳動脈瘤の好発部位と知るのはまた後のことだったのでしょうか… 蝶形骨、側頭骨、後頭骨への栄養血管だった事は振り返ってみて改めて知りました。過去の自分よ、ありがとう。

          理学療法士のノート(国家試験勉強)#2内頚動脈の分岐

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          理学療法士のノート(国家試験勉強)#1心臓からの動脈分岐

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