理学療法士のノート(国家試験勉強)#7血圧を下げる循環系の反応について
前回は血圧を上げる反応でしたが、今回は逆の下げる反応についてです。
考え方をシンプルにするため舌咽神経と迷走神経、この2つの神経作用でまとめています。
舌咽神経(求心)
圧受容器である頸動脈洞に伸張ストレスを感知した舌咽神経は、延髄へ投射する。
迷走神経(求心)
大動脈弓の内圧上昇を感知した迷走神経は、延髄へ刺激を投射する。
迷走神経(遠心:延髄から投射)
迷走神経の副交感神経成分が心臓へ刺激を投射し、血圧が下がる。
アセチルコリンの分泌を促す。