ファイアーエムブレムエコーズをレビュー
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こちらは前作。このゲーム、独自のゲーム性が強く、前作とは大きく異なる点が多い。
○ゲーム情報
ゲームハード 3DS(無印3DSLL、2DS、NEW2DSLL、NEW3DSLLでも遊べる)
値段 4980円
ジャンル シュミレーションRPG
○ゲームの登場人物
今作は5章まではアルムとセリカで別々に動く。1はアルム、2はセリカのみで動く。3、4章は2つの軍を同時に動かす。5章はダンジョンで前半はアルム、ラストバトルと6章は両方の軍が合流しする。
今回の舞台は前作の西の大陸の、2つの神が司る大陸バレンシア大陸。6章は主人公をアルムかセリカで選択でき、全員を自由に操作できる。
主要人物だけ書いていく。
○アルム軍
物理職の歩兵と騎兵が多く、フォークが未使用なら飛行系が極端に少なく、魔法職が少ないのも特徴。野戦や場内戦が多く、地形が安定していて、騎兵が活躍しやすい。
アルム 今作の主人公の1人。職業は戦士だが、斧は使用不可で剣を使うFEでは珍しいタイプ。ソフィアの南端の村、ラムの村で育った少年。セリカやグレイ、ロビン、クリフ、エフィ(クリフとエフィは1章では置いていくことも可能で2章でセリカの時に連れていくことも可能。3章以降は無理)と共にソフィア解放軍の本部へ行くため、北上する。ソフィア解放軍のクレーベからリーダーを任されて、リーダーになる。右腕に十字の痣があり、出生の秘密がある。
ルカ 赤緑コンビの赤の方。前作のカインとは違い、冷静沈着で、職業もソシアルナイトではなく、アーマーナイトである。緑のフォルスとはあまり接点がない。マイセンを勧誘しに村に来た解放軍の兵士。
グレイ アルムと幼馴染の村の青年。ロビンとは親友。クレアの事が身分を超えて想い合うようになる。職業は村人なので、1度魔戦士になってからもう一度村人にして、別の職業を組み直すと強くなる。魔法職は向かないので要注意。
ロビン アルムと幼馴染の村の青年。グレイとは親友で、クレアに片思いしているが、本人は友情優先。グレイ同様に育成していくが、技が伸びやすいので、魔戦士ループしたら弓兵にしていくと強くなりやすい。魔法職もアルム軍では数少ないリブローを覚えてくれるので、アリっちゃアリだけど、技が死にステな今作ではそこまでしてやる必要あるのか微妙。
シルク マイセンに会いに行く途中で盗賊に捕まったシスター。彼女を助けるとオリジナル版では見られなかった、誰かが戦死しても時間を戻せるミラの歯車を持ってきてくれる。彼女も置いていくことが出来るが、2章で彼女と遭遇してもセリカとは同行しないので、必ずアルムで連れて行ってあげよう。
クレア クレーベの妹でペガサスナイト。髪の色は兄とお揃いで、本当に姉妹なのかと疑いたくなるくらい、似ても似つかないセリカ軍のペガサス三姉妹と大違い。ソフィア貴族で高貴なお嬢様のような性格だが、庶民にも友好的。物語が始まる前は、ブラコン気味で家柄だとか、教養や武術があり別荘の数・・・と男性への理想が高く、周囲を呆れさせたが、解放軍で知り合ったグレイと関わっていくうちに心境が成長し、変化していく。アルム軍唯一の飛行系。エフィも別の役割があるため、ペガサスにする価値は薄い。特に野戦では役割が多いので、死なせないこと。セリカ軍のペガサス三姉妹と違い、トライアングルアタックはできないので要注意。
クレーベ クレアの兄で解放軍のリーダーの騎士。自分の力量では限界を感じ、アルムにリーダーの座を渡し、旅に同行する。ソフィア解放軍のリーダーの騎士にしては、あまり冴えない能力である。アルムをリーダーにして、自分は補佐になると平民を嫌う、フェルナンとは仲違いしてしまう。話の中でちょいちょい出番がある。何気にマチルダとは恋人同士で、マチルダの方が強いという、完全尻に敷かれている感じがする
マチルダ クレーベの恋人の騎士。ドゼーに囚われてるところを救出される。どう育ててもクレーベより強くなる。
マイセン アルムの祖父で剣などの手ほどきをしてくれる。ルカの解放軍の誘いを直接断っており、アルムが旅立つ時には不在だった。リゲル皇帝、ルドルフとは旧知の中。お助けパラディン枠だと思ったら後半すぎて正直、使えない。
○セリカ軍
魔法使いと飛行系、傭兵が多く、騎兵が少ないのが特徴。砂漠や毒沼など地形が不安定なので、騎兵の少なさはかえってメリットになっている。
セリカ ソフィア王国の王女でアルムの幼馴染のヒロイン。アルムと違って、自分の素性は分かっているものの、やはりお姫様とは程遠い生活をしている。争いを好まず、争わないと解決できないというアルムと衝突してしまう。FE初の女性主人公。剣の他に魔法も使える。
メイ セリカの側近の女性魔道士。ピンクのツインテールが特徴的で同僚のボーイとは喧嘩友達。
ボーイ セリカの側近の男性魔道士。白髪で色黒な男性になっていて、オリジナル版とは似ても似つかない姿になっている。同僚のメイとはいつも喧嘩ばかりしている
バルボ オリジナル版のパッケージに3人目の主人公のように載っていたが、実際は海賊と戦ったのを縁に仲間になっただけのアーマーナイトである。
パオラ、カチュア、エスト 前作と同一人物のペガサス三姉妹。やはり似ても似つかない姉妹である。別の大陸からやってきている外国人。エストが行方不明になったことで姉のパオラ、カチュアが探すことに。3人揃い、村人のフォークでペガサスナイト以外の職業にしなければ、トライアングルアタックができる。
ディーン 海賊に雇われた傭兵で、ソニアと二者択一。オリジナル版とは別人のように容姿端麗になっている。ソニアを倒すのは面倒だが、兵種の自由さ、育成重視なら彼を選ぶといい。魔道士にもなれ、数少ないサイレスを覚えられるが、そこまで価値がない
ソニア 海賊に雇われた魔道士。ディーンと二者択一。ジュダの三女で、三姉妹で唯一、魔女になることは逃れたが、父や姉たちを止めるためにセリカと同行する。ストーリーを重視したいなら彼女を選ぶと良い。
コンラート セリカの行く先々で助けてくれる仮面の騎士。出自には謎があり、仮面が取れると優男になる。
○どちらにも属さない人たち
どちらでも仲間にでき、有料DLCキャラもいる。
クリフ グレイやロビンとは友人でオリジナル版にもいたが、1章は村に置いていくことが出来、2章で連れていくことも出来る。3章以降は連れて行けないので要注意。魔戦士ループをしたあとは魔道士に適性があるため、魔道士がおすすめ。どちらに連れていくかはお好みで。
エフィ アルムが好きすぎて、周りが全く見えてないヤンデレ娘。しかし、セリカが彼女だと公言しているため、彼女は報われない。オリジナル版にはいない、新規キャラ。クリフ同様に1章で置いていくことが出来、2章で連れていくことも出来るのでセリカ軍に入れることも可能。クリフと別々に連れていくことも可能で、シスターが心許ない、アルムで連れていくといいかも。シスターにすると軍で唯一、再行動ができるので、思い入れがない限りは必ずシスターにすること。彼女が唯一の再行動ユニットなのはゲーム中ノーヒント。
エマ 有料DLCのキャラクター。様々な動物に触れ合うことが得意な天馬騎士。ランドとセットで仲間になる。仲間になるマップをどの章でやったかで入るか決まる。1章でやったならアルム、2章ならセリカって具合。3章以降はどっちの軍でクリアしたかで決まる。途中で変えられないので注意。エフィは再行動ユニットなので、ペガサスする価値が薄いこと、クレアしか飛行系がいないことを考えるとアルムに入れた方が安定する。トライアングルアタックは出来ないので要注意。
ランド 飄々としたトラブル気質の騎士。エマとセットで仲間になる。やはりアルムに入れた方が良い。セリカは砂漠や毒沼など騎兵が活躍しにくく、アルムの方が活躍しやすい。
ユズ 有料DLCに登場する、剣士の娘だが、今作は剣士系は存在しないため、神官で登場している。そのせいか魔法は苦手で剣での活躍をしてくれるのかと思うが、能力は心許ないので使いづらい。エマと同様に仲間になるマップをどの章でやったかで、アルムかセリカで決まるが、エマとは別のマップで仲間になり、シェイドとセットで仲間になる。
シェイド 有料DLCに登場する、黒いドレスを纏ったシスター。ユズより使い勝手が良く、遠距離からの回復、サイレスとフリーズをどちらも覚えてくれるので、敵を妨害したり、味方を引き寄せることがサポートが得意でDLCの中では1番使い勝手が良いが、燃費が高いので、絶対前線には出さないこと。
○敵キャラ、その他
フェルナン オリジナル版には登場しない。クレーベやクレアとは幼なじみの貴族。解放軍のリーダーは平民のアルムであることを受け入れることが出来ず、敵国のリゲル帝国のベルクトの部下になってしまう。
ルドルフ リゲル帝国の皇帝。白髪と髭が特徴的でいかにも王様という風体が特徴的。アルムの出生の秘密を知る男。何故かアルムでは戦いを仕掛けてくるが、攻撃をしてこないという不思議な行動を取る
ベルクト オリジナル版には存在しない、ルドルフの甥。ルドルフは子供がいない独身の王なので、王位継承者として注目されているが・・・
リネア オリジナル版には存在しない、ベルクトの婚約者でベルクトがどうであれ、受け入れて、支えていくと思っていたが・・・
ジュダ ドーマを狂信的に信じ、人間としての情も捨て、人間というより昆虫に近い心を持つ邪術師。自分の娘3人もドーマに捧げ、魔女にしてしまう。こちらは呪いで一定のターンしか攻撃できない厄介な敵。
ミラ バレンシア大陸を作り上げた女神。龍のような姿をしていて、争いを好まないが、アニメの時の顔のギャップは凄い。ドーマの妹。兄との争いでお互いに干渉しないということで南を収めていたが、民は堕落しているのに、恵みを与え続けていた。
ドーマ バレンシア大陸を作り上げた男神。人間時は顔が見えない。厳格な性格をしており、人間は無力だと思っている。力と逞しさが全てと言う思考で、妹、ミラと対立し、北を治めることになる。しかし、長年生きすぎた結果、龍の宿命である、獣化を止めることが出来ず、暴走してしまい、邪神と化してしまう。
○ゲームの流れ、前作との変更点
章は前作と違って、1マップではなく、洞窟や街などがあり、マップに敵が出て、ミニマップで的と戦ったり、洞窟を探索したりして、アイテムや仲間を集めて目的のマップをクリアしたら次の章に行くというRPG要素が強くなっている。そのため、6章までしかない。
3、4章は2つの軍を同時に動かす。
5章は全てダンジョンで出ることが出来ない
6章は全ての仲間が混合で使える
洞窟などを探索しているシンボルエンカウントがあり、エンカするとミニマップで敵と戦う(共通して敵全滅)
戦闘終了するとHPは全回復する
疲労度があり、エンカと戦い過ぎるとHPが半減してしまう。個人的に好きなものがある。男は肉系、女はスイーツを好むがレオのように例外も存在する。
街や村に行くと情報が貰えたり、条件を満たすと仲間が待っていたり、依頼をする住民がいて、依頼を達成するとアイテムが貰えたりする
ダンジョンを出ると疲労度が回復する
ダンジョンを探索すると宝が落ちていたり、エンカがアイテムを落とすなどRPG要素が多い
ダンジョンにはミラの像があるので、そこで食べ物を供えると疲労度が回復したり、上級職に転職できる。
ダンジョンは全員では入れず、決まった人数だけが入れる。アルムか、セリカのどちらかは強制で6章はどっちを主人公にするか選べる
前作と違い、上級職に転職するアイテムは不要。
上級職も1段階しかないものもあれば、2段階も転職できる職業もある。1段階しか転職ができない職業の人は成長率は高めに設定されてることが多い
上級職になっても魔法が追加されても装備できる武器は増えない。神官は例外で魔道士昇格時に剣が使えるようになる。
有料ダウンロードの上級職になれば誰でも2段階、3段階も転職できる
村人、傭兵は魔戦士になり、一定レベルになると村人に戻すことが出来、そこからソシアルナイトなどの別職業になることが出来る。有料ダウンロードの夜叉にすると村人になれなくなるので要注意。
パラメーターも力と魔力が同一パラメータになっており、力が高ければ魔法も武器も威力も高くなる
持ち物はひとり一個で食べ物なども含まれる
武器は最低限のものを必ず装備しているため、丸腰にすることがほぼ、出来ない。HPが足りない魔道士くらいか。
武器使用回数も撤廃
武器レベルも撤廃。どんなに弱いステータスであろうか、装備できる職業なら強い武器が使える
1~3マスの中距離魔法、状態異常や幻影召喚など前作にはなかった魔法も多数登場。
兵種変更はほぼ撤廃。初期職が村人、傭兵であるか、無料DLCで取れる村人のフォークが3つしかないので、それでしか兵種変更はできない
魔法は買うのではなくレベルアップで取得する方法になっている
戦技、魔法は使うとHPが消費するので、敵に攻撃を受けない運用が必要。有用なものになればなるほど、消費HPが大きくなり、回復するなり、使ったあとは守る必要がある
同じ武器を使って撃破数を稼ぐと戦技などを覚えて武器性能が上がる
前作にもあった、武器錬成は作ると別の武器ができ上がることもある
ミラの歯車で、誰かが戦死しても何度かは時を戻すことが出来、リセットの必要性がなくなり、ゲームプレイしやすくなった。
敵は人間だけではなく、ドーマの力で魔物化した魔女や魔物も登場する
店で買い物や闘技場は撤廃されている
魔法は命中率固定で技が死にステになっている
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