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常に不可逆性を意識し続ける人は幸福が近づいて来るかもしれない

不可逆性とは、起きてしまった物事が元に戻らない性質のことを言います。例えば、落とした花瓶が割れて粉々になった時に、それは絶対に元の花瓶には戻りません。また、どこかの国が他国に戦争を仕掛けた時に、その事実を消すことができないこともそれに当たります。

昨日私が書いた下の記事では「時間」について取り上げました。この「時間」もまた不可逆性の性質を持っており、上の2例も「時間」が関係しています。


なお、上の記事は敬愛する【習慣応援家 shogo】様に今朝の記事で取り上げていただきました。密度の高い内容で良質な文章です。同じように「時間」をテーマにしていますので熟読をお勧めします。


今回は、生活の中で「不可逆性」を意識すると人生が充実し幸福になりやすいのではないかということについて書きます。

私は人生の重要な分岐点で適切な判断と選択ができませんでした。そのため、後悔の多い人生を送っています。そして、それは時間に対する考え方が甘かったからそうなってしまったのです。

要するに、人生における不可逆性の大切さを理解していなかったのです。

小学生の頃は時間がとても長く感じました。その頃に気が付けば良かったのですが、その感覚で10代後半や20代を送ってしまいました。

その時期は決して充実していたとは言えません。やはり、それは時間の不可逆性を真剣に考えなかった結果です。<なお、30代は仕事で忙殺されてしまいました。自分の時間がほとんどありませんでしたので、幸せな時期だったとは言えません。>


そんな私が転職して40代に突入してから、状況は一変しました。まず、時間の使い方が非常に良くなりました。

まず、隙間時間の活用が非常に上手くなりました。例えば、やるべき仕事が3つ以上あった時に、メインの仕事の隙間時間に他のサブの仕事を少しずつ入れて処理していくことができるようになりました。

次に、解決しなければならない問題が複数あった時に、いったん考えた後にその件を脳に放り込みますと「無意識の並列思考」がその問題を解決していることが頻繁に起こるようになりました。そのため毎日のように発生する仕事上のトラブルで頭を悩ましたり多くの時間を失ったりすることはありませんでした。

さらに、3つ以上のことを同時に処理することができるようになりました。例を挙げますと、手作業をしながら、頭は他のことを考え、食事をしながら口を動かしているようなイメージです。これと似たようなことは皆さんにもできるはずです。


人生の前半は失敗や後悔するような出来事が多々ありました。そして、時間の不可逆性をほとんど意識しておらず、その使い方を間違えてしまいました。しかし、後半になってからは集中力が上昇し仕事の精度が上がり時間の使い方の密度が高まっています。

つまり、今の方がより幸福に近い生活を送っているような気がするのです。

幸福の実感の種類は人それぞれでしょう。私の場合はダラダラした時間の使い方が嫌いなので後悔の少ないような充実した1日を送りたいです。

それが私の幸福への近道であると考えます。

そして、あの世に旅経つ際に人生を振り返った時に、「あぁ、やるだけのことはやったのだなぁ」と思えるような人生を今後も目指します。


<今日の3行日記>
今月の22日は一時期1ドル137円台まで円高が進んだようです。このまま一気に129円を突破してほしいものです。残念なことに2023年4月からは電気代が平均3割程度上昇することが決定しましたので、私もさらなる節約を工夫する必要があります。


最後に、日本サッカー代表の森保一監督が観客席に手文字で「♡(ハートマーク)」を送る画像を載せておきます。これはnoteのスキと一緒で何だか心が和みます。彼はいつもこのようなことを行っているのでしょうか。ならば、きっと彼のファンは女性だけでなく男性も増えるでしょうね。

今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。




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