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偽善者?『「人の不幸は蜜の味」って人として最低だよな?』学者『脳科学的にはそうとも言えない!』
若い頃からずっと思っていました。「人の不幸を喜ぶような人間にだけはなりたくない」と。ところが、脳科学の学者である柿木隆介教授によりますと、その感情は普通だと言うのです。果たして本当にそうなのでしょうか?
人の不幸は「気持ちがいい」のか?
最初に関連記事の一部を抜粋しておきます。全文は一番下の<参考サイト>にリンク先を貼っておきました。
質問者
嫉妬の感情をもつことは、人間の本能として仕方のないことなのでしょうか?
柿木教授
だれかの成功に嫉妬するという感情は、だれかの失敗を喜ぶという感情と表裏一体になっていますよね。「人の不幸は蜜の味」という言葉もありますが、だれかが失敗したときには、実際に脳の「報酬系」「快楽中枢」と呼ばれる場所が活発になることが確認されています。
これは個人の意思とは関係なく、人の不幸を見ると私たちは「快感」を覚えてしまうということですね。 脳の仕組みを考えると、幸せそうな姿を見て、ドロドロした感情すなわち嫉妬を覚えてしまうことも、だれかの不幸や失敗を見て喜んでしまうのも、避けられないことなんです。
<中略>
他人と比較して、自分が勝っているという優越感を味わう。負けているという屈辱感を受ける。ライバルや活躍している人が不幸にあって、いい気味だと思う。これらは、人として当たり前に起きる感情です。そして同時に怒りや悲しみなどと同じで非常に原始的な感情でもあります。
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人間の原始的な脳は他人の不幸を喜ぶ?
以下、私なりの解釈です。
人間の脳は、大脳と小脳、そして脳幹の3つに分かれています。その大脳は外側の新しく発達した「新皮質」と内側の「古皮質」や「旧皮質」に分類できます。
この「古皮質」と「旧皮質」、あるいは「新皮質」の遅れた部分が、人間の原始的な感情を生み出しているのかもしれません。
そうしますと、より進んでいる人間はこういう感情を打ち消したりこれに勝(まさ)るより良い感情を持ったりするのではないでしょうか?
科学が脳をどれだけ分析・解析しようとも・・・
今後脳科学がどれだけ進歩しても、そしてその結果や結論がどうであれ、私は「人の不幸を喜ぶ人間」を否定します。あまりにも遅れ過ぎてきます。後進的すぎる人間です。
我々noter(ノーター)にはそういう人間がいないことを信じています。
<参考サイト>
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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