📖 文献情報 と 抄録和訳
実験的疾患における神経筋機能-第一容疑者?
[レビュー概要]
🌱 So What?:何が面白いと感じたか?
『カスケード』という概念がある。
そして、筋力トレーニングによる正の筋の構造的/機能的適応は、短期的に神経ドライブ(機能的)→長期的に筋肥大(構造的)というカスケード構造を持つことが知られている(📕Asgaard, 2002 >>> doi. ; 📕Hakkinen, 2000 >>> doi.)。
今回の研究は、この逆、ベッドレストによる負の筋適応においても、短期的に神経ドライブ→長期的に筋萎縮というカスケード構造を持つ可能性を示唆した。
ある程度、エビデンス蓄積されてきたので『カスケード筋適応』と名づけてみる。
以前より、環境の変化によって人間に生じる変化には順番がある(『変化の順番』)ことを述べてきた。
今回の研究によって、変化の順番が正にも負にも生じうることを、改めて実感した。
理学療法士は、上記のPhase0-3の中ですべきことが変化していくだろう。
その筋力低下が、その関節可動域低下が、どのような病態に基づいたものであるか、どのPhaseにいるのかを見定め、適切な鍵で扉を開けたい。
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