ディズニープリンセスの健康リスク
📖 文献情報 と 抄録和訳
幸せな生活が待っている? ディズニープリンセスの知られざる健康リスク
[レビュー概要] おとぎ話のプリンセスは今も広く愛され続けている。ウォルト・ディズニー・カンパニーは、これらの物語を基にした映画を制作することで、その人気に大きく貢献してきた。これらの映画は若い視聴者を魅了する一方で、固定観念化への懸念も生じている。現実離れした人間関係の描写や、不自然なウエストヒップ比などのありえない美の基準は、少女たちの自尊心に悪影響を及ぼす可能性がある。これまでの研究では、映画が視聴者の健康に及ぼす影響に焦点が当てられ、プリンセス自身が直面する健康リスクについてはほとんど調査されてこなかった。今後の研究では、ディズニープリンセスの健康に対する脅威についても考慮する必要がある。
🌱 So What?:何が面白いと感じたか?
以前のBMJ BMJ Christmasにおいて、「Super Heroたちの健康リスク」についてのNarrative Reviewが掲載され、それを文献抄読した。
その一例として、スパイダーマンを見てみよう。
このように、スーパーヒーローは、強敵と戦うという設定上、主に外傷の危険性が大きい場合が多いだろう(スパイダーマンはやや例外のようだが・・・笑)。
一方で、今回はディズニープリンセスの健康リスクだ。
もっとたくさんのプリンセスについて検討されているのだが、今回は3人に絞った。
その結果として気づいたことは、プリンセスは内科系の疾患や褥瘡などといった「インドア系」の疾患が多いことだ。
男性と女性のヒーローの描き方は、健康リスクにも多大な影響を及ぼしている。
それにしても、今回24日、25日に見てきたように、研究を楽しむことは、どんな点で重要なのだろう。
あるとき、タレントのタモリさんがゴルフに行くときに、早朝の集合時間に遅れてきた相手に対して放った言葉がある。
「仕事」のイメージと、「遊び」のイメージはやっぱり違う。
そして、考えた方がいいのは、そのどちらが「成長」や「革新」を生み出すか。
絶対、後者だ。
真剣に遊んでいた、小学生のころ。
1回1回の投球やサッカーシュートの練習で新たなフォームを獲得した、構築した。
少なくとも、しようとしていた。
遊びは、常に方法論の熟達をはらむ。
こなすもの、消化するものとして、想定されていないから。
遊びは、内発的な動機付けにもとづく。
仕事は、外発的な動機付けにもとづく。
そして、思い出してほしい。
臨床研究の本質とは、何だっただろうか?
それは「模倣ではなく創造である」ということ(以下note参照)。
臨床研究(創造)のためには、仕事よりも遊びが必要だ。
ただし、真剣な遊びが。
研究を遊べ!
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