見出し画像

チームビルディングコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
の徳山です。

先日、クライアント先の
総務部の社員さんとの雑談で
こんなお話になりました。

お話の内容は
お子さんへの関わり方。

その社員さんは2児の母で、
お子さんはまだ小学校低学年で
子育てに奮闘されています。

その社員さんが
今危惧されていることは
お子さんの怒りのコントロール。

自分の思い通りにいかないと
感情を爆発させてしまい、
コントロールが効かなくなること
があるとのことでした。


「子どもが怒らないようにするには
 どうしたら良いんだろう?」
とお困りのご様子でした。


幼少期のお子さんで
怒りのコントロールが課題
というお話をよく聞きますが、

お仕事の現場でも
よくあるお話だと思います。


皆様もお忙しい中で
つい部下にキツくあたってしまう
という経験があるかもしれません。


ただ、
今回のお話を聞いて思ったのは
「怒らないようにする」
って可能なのか?
という点です。


そもそも皆様は
どんなときに
怒りの感情が生まれますか?


私自身で考えたときに
思いついたのは

・思い通りにいかないとき
・要求が叶えられないとき
・大事な価値観が否定されたとき
etc…

こんな感じ。


こう見ると
自分の理想・期待・願望
とのギャップがあるときに
怒りの感情が出てくる
と言えそうです。


そうであれば
「怒らないようにする」こと
は不可能だと思います。

常に自分の思い通りに
なるわけではないためです。


では、怒りの感情に
どう対処したらいいんでしょうか?


私は
怒りを無くすという視点ではなく、
怒りの感情を認識した上で
どう行動するか?
にフォーカスすることだと思います。


結局のところ
自然に湧き出る感情は
変えようがありません。

変えられないものを
変えようとしても
失敗すると思います。

そして、自信を無くして
自己否定することに
繋がってしまいます。


そうではなく
その感情が
悪影響を与えないように
どう行動するか
を考えること。


このように
変えられるものに
アプローチすることが
重要になると思います。


変えられるものに
フォーカスすることで
アクションを変えていこう
とすることができます。

アクションが変わると
結果も変わります。

この繰り返しで
人は成長しているんだと
思います。


いいなと思ったら応援しよう!