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チームビルディングコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
の徳山です。


先日、決算間近の
会社の経営者の方と
お話する機会がありました。
 
 
もっぱらテーマとなったのは
新年度の目標を立てるということ。
 
この会社は
コロナ特需があったこともあり、
大きく成長したとのこと。
 
ただ、その特需も落ち着き
停滞期に入りつつあるようです。
 
そんな中
新年度の目標を立てるように
指示をしたものの
上手く立てることができていない…
 
 
という感じのお話でした。
 
 
私自身も
お勤めしていたときは
新年度の目標設定の時期は
めんどくさいなぁと
頭を悩ましていました。
 
 
皆様も
目標設定が上手くできない
目標設定で悩んでいる
という部下を見かける機会が
あったかもしれません。
 
 
このような場合、
どうアプローチしてあげると
上手く考えることが
できるのでしょうか?
 
 
一つ考えられることとして
 
「目的を共有すること」
 
が挙げられると思います。
 
 
例えば、
家族旅行を企画する場合。
 
 
「知らないところに行ってみたい」
「温泉でのんびりしたい」
「テーマパークで楽しみたい」
etc…
 
 
こんな感じで
旅行の目的が先に決まること
が多いと思います。
 
 
目的が決まると
場所の候補がピックアップされ、
それに合わせた日数などの選択肢も出てきて
その中から予算に合ったプラン
を決定していくと思います。
 
 
これは
会社で目標を立てるとき
も同じです。
 
 
会社の販売促進の
目標を立てる場合。
 
 
目的が
新規顧客を増やすこと
であるならば
「新規顧客の紹介を○○件獲得する」
「月に○○社の見込顧客にアプローチする」
といったものになると思いますし、
 
 
目的が
既存の顧客のリピートを増やすこと
であるならば
「顧客のうちリピーターの比率を○○%上げる」
「顧客満足度を○○点上げる」
といったものになると思います。
 
 
ただ単に目標を考えるだけだと
どういった方向性で考えるか
はっきりしないこともありますが、
 
目的や方針が明確だと
採るべき方向性ははっきりしますね。
 
 
こう考えると、
目的は方向性を示すもので
目標は目的達成のための手段
と言えると思います。
 
なので、
目的がなければ
方向性が定まらないことから
具体的な目標の設定が難しくなるのです。
 
 
ですので、
目標と目的はセットで考えること
を意識してみて下さい。
 
 
皆で目的を共有できると
組織メンバーのベクトルが
一致します。
 
 
そして、
自分がすべきことを
ベクトルに沿って
考えることができます。
 
 
こんな状況をつくっていくことで
自律的に考えることが
できるようになっていくんだと思います。


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