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ICT教育について考える#4
40回目の投稿になります。
公立小学校教員のわいです。3連休っていいですね。
今日はICT教育に関する本を読んでいるので、その本を絡めてICT教育について書きます。
ICT✖️インクルーシブ教育
私が読んでいる本は東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹先生の「ICT✖️インクルーシブ教育」です。
2022年に出版された本ですが、私は恥ずかしながら最近存在を知り購入をしました。
まだ読み終えていないのですが、私がICT教育を進める上で悩んでいたことについて書かれている内容であるため、読んでいる時は夢中になった読み進めています。
この本では、GIGAスクール構想が始まる前の鈴木先生を中心とする東京学芸大学附属小金井小でのICTを活用した取り組みが紹介されています。
現在の一人一台のICT端末があり、当たり前のように学習支援ソフトで授業を進めることができる状況になる前の実践が書かれています。
ICTでできること
この本で鈴木先生は、ICTを活用することで子どもたちの困りごとに寄り添うことができ、結果的に子どもたちが学やすくなるという視点で、実践を書かれています。
意味もなく、ICTを使うのではなく、ねらいをもって活用することの大切さを教えてくれている気がします。(まだ全て読んでいないので、間違っていたら申し訳です)
私は授業でICTをよく活用しています。活用することで子どもたちの学びが深まる、わかりやすくなる、自信がつくと思ってやってきました。
しかし、活用すればするほど「これでいいのかな」という悩みも出てきます。
ノートとタブレットの両立、ICTで共有するよりもグループでの話し合い、教科書とデジタル教科書はどちらがいいのか、、、などたくさん出てきます。
特に私は子どもたちに考えさせる時間を増やしたいため、ICTを活用することが多いです。考える時間の確保のために、問題文などがすでに入力されたカードを送ったりよくしています。(学習支援ソフトはミライシードです)
そのため、黒板には必要最低限のことしか書かないこともよくあります。
それに対してもこれでいいのかと一人でよく悩んでいました。
しかし、読み進めていく上で自分が行なってきたことは全員ではなくても子どもたちの学びの助けにつながっていたのだと思えるようになり、今までの悩みも少しスッキリしてきました。
「ICTは活用してもいいけど、こうであるべき‼︎これもしなくてはならない‼︎」という概念がなくなってきました。
個人的な意見ですが、ICT教育に悩んでいる方へおすすめできる本です。
まだ読んでいる途中なので、読み終えたらまた読書記録として書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました‼︎