ICT教育について考える#1
26回目に投稿になります。
公立小学校教員のわいです。1週間が始まりましたね。
今週も頑張りましょう‼︎
今日はICT教育の今後について、自分が感じていることを書いていきたいと思います。
学校によって差がある
GIGAスクール構想が本格的に始まり、今年で5年目になりました。
最近でもよく「ICTの効果的な活用についての研究」や「ICTの活用について〜」と言う言葉を目にします。
5年が経つ現在でもこれらの言葉がよく見受けられるのには、やはり活用において自治体、また学校ごとでの差があるからだと感じています。
ICT教育は、以前の記事にも書いたように「文房具」として扱っていくべきだと思っています。
「特別」なものとしてではなく、定規やコンパス、色鉛筆などのように学習のために必要な道具の1つとしていくことが必要なのではないでしょうか。
以前、勤務校の職員を対象にICTの活用に対してアンケートを取ったところ、「デジタルドリル以外、ほとんど使用していない」という方が多かったです。
本校はICT教育に力を入れているわけではありませんので仕方がないということもありますが、ただドリルをするため、またオンライン授業のための道具にしかなっていないのではと思います。
デジタルドリルももっと活用を・・・
デジタルドリルを宿題で出したり、自習のときに課題で出す先生も多いですが、やらせて終わりになっていることも個人的には変えていきたいなと思います。
勤務校ではミライシードのドリンクバークですが、カルテで分析ができたり、どの問題でつまづいている児童が多いのかについて確認できたりなどの機能があるので、出して終わりではなく、日々の授業につなげられるようにしていくことも必要だと思っています。
個人でできる取り組み
私は頻繁にICTを活用する方なので、校内研修や研究授業や公開授業でICTの活用について発信をしたりしています。
導入されているミライシード以外にもkahoot!やpadlet、Canvaの活用についても微力ながら発信しています。
飛び込み営業のように「こういう学習アプリがあって、授業で使ったら盛り上がったんですよ」などのように授業での様子を含め伝え、必要に応じて使い方もレクチャーしています。
あとは担任学級の児童が教科担任制の先生などにも「わい先生がこんなアプリ使ってましたよ」と広めてくれることもあります。
今度、知り合いの先生とICT教育についての勉強会を主催するのでこれをきかっけに、活用がより身近になってくれればと思っています。
活用を強制するのではなく、「こういう時に使えるんだ」と感じてほしいと思います。
お読みいただきありがとうございました‼︎