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疲れている人にこそ知ってほしい。 心の体力の話
どうも、ハタガミです。
あなたがもし疲れていて、たまたまこの記事を開いたのなら、それはとても幸運です。間に合ってよかった。
もし疲れてないよっていう方も、疲れたときに少しでもこの記事の内容を頭の片隅にでも置いていて下さると幸いです。
私はかつて、疲れているときは周りに当たり散らかし、下らないミスを連発する迷惑な人でした。今になって、家族にも申し訳なく思っています。
家族に限らず、肉体的な疲労が人間関係に大きく影響することは少なくないと思います。
その影響度合いを測るための指標として、心の体力に気を配るようにしてみてください。私は心の体力を気遣い、常に心の体力Maxで動けるように心がけ、そして心の体力が減っているときには、必ず人と関わることを極力避けてリフレッシュに徹します。
特に学校で嫌なことが重なったときには、人の誘いは必ず断って、一人で筋トレや一人で美味しい物を食べて、それからようやく家族と関わります。
これらが習慣化されたときには、家族との衝突はめっきりと無くなり、人間関係で余計なエネルギーを使わずに済むようになりました。
人と関わっていることに、疲れを感じているのなら、この記事の内容は必ず役に立つでしょう。
とまぁ前書きが少し長くなりましたが、どういうことなのか説明していこうと思います。まぁ所詮ネットの情報として、流し読みでも構わないので最後まで読んでくださると嬉しいです。
心の体力とは
そもそも心の体力ってなんぞや? ということから説明していきます。
心の体力とは、分かりやすく言ってしまえばストレス耐性のことです。もちろんこれだけではありませんが、指標としてはこれが一番わかりやすいと思います。
じゃあストレス耐性って言えばいいじゃんって思うかもしれません。でも、それだと大きな誤解が生まれてしまうんですよね。
あなたは「ストレス耐性を上げよう」と聞いて、どんなことが思い浮かびますか? もし根性や我慢、もっと分かりやすく言えば大和魂な何かを思い浮かべて人は、今日からその考えを改めてください。
どういうことかと言うと、ストレス耐性は鍛えられるものではないということです。
この誤解は悲しいことを引き起こします。ストレス耐性が無いことを心の弱さや悪いことのように考え、自分の心を無視して過度に我慢するようになってしまうのです。
よく「苦しいことには意味がある」的な意味不明な文句がありますが、無理に我慢をしてもストレスが溜まるだけで、何もいいことなんてありません。
むしろストレス耐性とは、まるで体力のようなもの。元気いっぱいのときは多少のストレスを気にせずにいられますが、疲れているときには些細なストレスに過剰に反応してしまうものなんです。
この勘違いを正すためにも、皆さんも自分の心の体力が今どんな状態にあるのか、ぜひ考えてみてください。
心の体力の回復薬
前述したとおり、自分の心の体力がどんな状態にあるかを毎日確認しましょう。凄く大切なことです。
で、確認したときに絶好調なら万々歳です。問題は不調なときです。
心の体力がダメージを受けている状態です。
そんなときは、当然体力を回復しなければなりません。
ではどうすれば手っ取り早く回復できるのか。結論から申し上げますと、それは体力……あぁ失礼、それは肉体の方の体力と、深く関わってきます。
肉体の方? 心の話じゃないの? って思うかもしれませんが、まぁ聞いてください。
気分が悪い時、悲しいときに普段の実力を発揮できる人なんてまずいませんよね。心の体力が少ない時には、肉体にも大きく影響を及ぼすというわけです。私が言いたいのは簡単な話で、その逆……つまり肉体の状態が心にも大きく影響するという話です。
言葉にしてみると簡単で、割と納得できると思いますが、中々行動に移せる人はいません。例えば、落ち込んだ時にむしゃくしゃして、仕事が手に付かなくなったり、課題を未提出のまま放置してしまう――なんてことがあったとしても、その逆……落ち込んでいることを自覚して、無理矢理仕事をして、快活に振舞う――なんてことをしている人は珍しいと思います。
これは前述した自分の心を無視して、我慢し続けるとはまるで意味が違います。元気なときにしている行動を、同じように元気にすることによって、心も自然と元気になるという仕組みです。
信じられないと感じる人は、ぜひとも今すぐ立ち上がって、姿勢よく目線を上げて、笑顔を意識しながら歩いてみてください。休憩として、軽い散歩として、今抱えている仕事や課題のことは全て忘れて、やってみてください。
自然と活力が湧いてくると思います。少なくとも机で座り込んでこの記事を眺めているよりかは、遥かに。
まとめると、心には体力が存在しており、肉体はそれに大きく影響される。そして逆に、肉体も心の体力に大きく影響するので、それを利用して意図的に自分を元気にすることが出来る。
余談ではありますが、「元気なときにしている行動ってなんだろう?」と感じた方は、別の記事【誰も知らない姿勢の力】を是非ご覧ください。
いかがでしたか?
少しでも皆さんの生活の知恵になればと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
では。