「家庭の運営という概念 その70」/母の介護 認知症専門病院に
母(87歳)がグループホームに入居して2カ月を過ぎ、その間、夜眠れず大きな声を出したり、周囲に攻撃的になることもあるということで、認知症の専門病院に診てもらうよう言われ、昨日私が車で連れて行きました。
認知症専門病院へ
病院の予約時間は14時でしたので、グループホームへは余裕をもって12時40分に迎えに行きました。
車いす生活なので、車に乗せれるかなと思ったのですが、両手を取ってやって何とかなったので安心しました。病院では車いすが用意されているということでしたので、何とかなると思って、その日は天気も良かったのでゆったりと母に景色も見せてやりながら病院に向かいました。
大きな病院なのですが、意外に待っている患者は少なく、全予約制といっていたので、そういうものかもしれないとも思いました。
紹介状は持っていきましたが、手続き書類を書き、しばらくしていると14時過ぎに診察になりますと言われました。
先生の診察
少しすると診察室に呼ばれ、看護師さんから副院長先生に診てもらいます、と言われました。
私と同年配くらいでしょうか、男の先生で副院長と名札に書いてありました。
最初は、紹介状を見ながら、症状の問診です。母は耳が遠いので私が代理で答えました。
また、筆談で先生が母に質問をしました。
またゲームのように質問を書いたパネルで質問して、母が答えるということもしました。
記憶力を確認したり、考える力を見てみたりといったものでした。
先生の診断/レビ小体病
先生はしばらく結果をパソコンの画面に打ち込んで、一息ついたところで私に向かって、レビ小体病で間違いないと思います、と言いました。
4つの症状が出るということでした。
1)認知面
物事のやり方が混乱し、誤った同じことを繰り返す(ホゾク?)
2)精神面
幻覚があり、妄想となり、誤った認識を持つ
3)身体面
パーキンソン病と同じように体が硬直し、関節などの可動域が小さい。
歩行などに障害が出る
4)自律神経面
自律神経が不十分となり、頑固な便秘などの症状が出る
まさにその通りかと私は思いました。それで不眠とか攻撃的な言動とかが現れるのだろうと思います。
また、先生は、現在使用中の薬でレビ小体病にそぐわない処方があると指摘してくれました。
ある薬が、レビ小体病の身体面の症状を悪化させる可能性が大きいということで止めるようにという意見でした。これは後でグループホームに伝えました。
今後
このあと、通院して治療するか、グループホームでかかりつけ医の薬による処方を改良してつづけるかなど、治療の方向性について、先生から私に判断を求められました。
このあと、尿、血液及び脳のCTの検査をすることになっていることもあり、その結果を聞いて次回相談したいと言って、グループホームとかかりつけ医の意見も聞いてきます、と応えました。
次回は、6/2(金)に検査結果を聞いて、治療をどうするか、決めてきたいと思います。
専門の病院だけに、分かり易くもあり、しっかりしていたので、通院で治療を受けることができるなら、しばらくはそうしてみたいと思っています。
いずれにしても次回、副院長先生と相談して、ということになります。
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