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睡眠は本当に正義なのか

もうすぐ冬になる。
最近は気候もすっかり冷え込んで布団の中が幸せスポットになりつつある。

そのせいか、最近は睡眠時間が今までの1.5倍に跳ね上がった。

大学に入ってからは午前3時に眠り、午前9時に起きて学校に行くというのが私のルーティンとなっていて、睡眠時間は約6時間だった。
しかし3年目の冬になると午前3時に眠り12時に起きるという異変が発生したのだ。

というのには卒業単位数はほぼ満たしてしまい、講義に出なくても卒業できること、二十歳になったので堂々と酒を飲めるようになり毎晩飲酒していることが主に理由として考えられる。

じゃあ別にたくさん寝られるだけいいじゃん!と思われるかもしれない。
私もそう思っている時期はあったし、一見睡眠時間が増えるのは良いことかのように思われる。

しかし、最近はそう思えなくなってきたのである。

その理由として、睡眠時間が多かった日は全ての活動のコンディションが明らかに悪いということが挙げられる。

私は普段アルバイトや趣味のゲーム、そして勉強に打ち拉がれる日々に追われているのだが、たくさん寝てしまった日は全ての調子が悪くなる。

ゲームは勝てないしバイト中はなぜか元気が出ない。ついには勉強を全くしなくなってしまう。

そしてその日自体が私にとっての無となってしまうのだ。
生産性のない、ただ寝転がりながら映画かYoutubeで低俗な動画を見るかだけの日。

正直辛い。

大学3年生は院に行くなら研究、行かないとしても就活に本腰を入れ始めなければいけない大事な時期であるのにも関わらず私は虚無の日々を過ごしているのだ。

私も本来そうあるべきなのに…

そして今この瞬間も私は酒を飲んでいる。
期間限定?の「みかん&伊予柑STRONG ZERO」(個人的にはあまり美味しくない)の500ml缶だ。
おそらく二度と買うことがないであろうこの酒は無駄に度数が高く、なんと9%もある。

別に酒に強いわけではない私はこれだけで気持ち良くなれてしまうし、睡眠時間も増えてしまう。

そんな自分を嫌い、反省したふりをするために今この記事を書いている。

変わりたいのに変われない。そんなジレンマが私に今、しょうもない中身もない記事を書かせているのです…

明日こそは早く起きて起きている時間を増やそうと思い、アラームを設定するが、おそらくこのアラームは数分後に何者かの手によって解除されるだろう…

誰か助けて……

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