ミニマリスト的思考を取り入れた働き方
皆さんは、ミニマリストにどのようなイメージを持たれていますか?
ミニマリストと言ったら、所持物は100個以内とか、家には何もない殺風景な状態であるとか、そのようなイメージが先行しているのではないのでしょうか。
私は、ミニマリストという考え方を教員という仕事に生かして考えています。ミニマリストは、本当に大切なもの以外は手放すこと。
仕事で言えば、何でもかんでもやろうとしない。経験や年齢に応じて現在の自分が求められていることを自ら取りに行く。それ以外は意図的に手放すということです。
「定年まで、ずっと同じ仕事をし続けるのか?」
自分自身に問い続けながら働いています。
定年まで、果たして学級担任を続けることができるのか?
定年まで、体育の授業を果たしてし続けることができるのか?
否、私は、どう頑張っても無理です…!
私は、学級担任を手放しました。特別支援教育の道へ進むことを決めています。もちろん、教諭という立場上、打診されれば学級担任は持たなければなりませんし、いつでも持てる心構えはあります。
しかし、あくまで特別支援教育を推進する者として、特別支援学級担任や通級指導教室担当を希望し、現在は通級と特別支援教育コーディネーターをしています。
定年まで、ずっと最前線で生き残り続けることができるのはほんの一握りです。50歳を過ぎても6年生担任でバリバリと働いている同僚の先生がいますが、それはあまりに稀な存在でしょう。
私の小学生で3年生と5年生で担任していただいた先生が、現在同じ学校で勤務しているのですが、50歳を過ぎても4年生担任としてバリバリと働いています。こちらもあまりに稀な存在でしょう。
「俺は、定年まで担任をして終わるんだ!」
教員になったら、よく先輩先生が語るセリフです。
「かっこいい!」
と初めは思っていたのですが、今になって考えると、20代の体力とマインドと、50代の体力とマインドは違います。そして、20代に求められることと、50代に求められることも違います。50代の先生が、20代と同じように働くことは不可能です。
豊富な経験を基に、若手を育てることが求められます。確かな指導力を基にした授業力が求められます。
じゃあ、私は50代でどうなっていたいのか?
特別支援教育を校内だけでなく、地域内、市内で幅広く推進できる教員でありたいと思っています。ミニマリスト的思考で、何もかも手に入れようとせず、特別支援教育という分野に特化していきます。
立場は教諭であるか、管理職であるかは分かりません。管理職も視野に入れておかなければならないと思っています。
ミニマリスト的思考を取り入れた働き方が、本当に自分のやりたいこと、生き生きと輝ける場所で働くことにつながるのではないのでしょうか。何より、楽に、楽しく、生きがいをもって働くことにつながると考えます。
ぜひ、皆さんもをしてみてはいかがでしょうか。
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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