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終わりよければすべて良し ~別れを失敗してきた経験を基に~


私は基本的に趣味がなく、何か趣味が欲しいと思っていました。
現在、趣味にしたいと思っているのは、読書とマラソンです。

以前、ソフトボールの社会人チームに所属していましたが、毎週決まった曜日・時間に練習があること、不定期に試合が入ること、チームメイトとの関わり等、とても忙しかったのです。楽しさもあったのですが、それ以上に教材研究や家族タイムに時間を十分に取れなかったことが、辞める要因となりました。

ただ、辞める方法がよく分かっていませんでした💦
「辞めます!」と言えば辞められるでしょうし、黙って行かなくなれば辞めたと判断されるのでしょうが、気持ちよく辞めるためにはどうすればよいか、自分なりに考えました。

結論は、監督に「辞める」と伝えること、新品のボール等を寄贈することだ。早速監督へ連絡し、次の練習の日に寄贈品を渡しにいきました。

チームメイトは、非常に冷めた表情で

「練習しに来たのか!?練習しないなら、帰れ!」

恐らく、私が辞めることを聞いていたのでしょう。そして、辞めることに関してあまりよく思っていなかったから、素っ気ない態度を取ったのでしょう。

今思えば、1年の区切りまで続けておき、前もって

「◯月までで、辞めます!そこまでは、精一杯ソフトボールを頑張ります!クソお世話になりました!」

くらい言っておき、気持ちのよい別れができればよかったと後悔しています。実際に、その後ソフトボールのチームメイトと会うのはとても気まずいのです…

別れって、大事だなと思います。学校は、常に出会いと別れの連続です。3月には6年生が卒業する。同僚の先生も、1年ごとに転勤がある。4月には新1年生や新しい先生方との出会いがあります。

別れがよければ、その後も会いたいと思うようになります。顔を出したいと思うようになります。一方で、別れが悪ければその後は会うのはよそう、避けたいと思ってしまうのです。

終わりよければ全て良し

この言葉は、人の原理原則です。終わりをよいものにするために、我々は現在を生きているのだと考えるようになりました。

何か趣味を見つけ、何かしらのチームに所属したとしたら、そのメンバーとの出会いに感謝し、いつか別れるその日を良いものとするために関わっていきたいと思います。

終わりをよくするために、特別支援教育の知識や技術、考えを使っていこうと思います。自分自身のために、同僚の先生方のために、そして、目の前の子どもたちのために。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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