ドラマあいつが上手で下手が僕で巡巡決勝篇 第8話感想 エクソダス不安を越えた先の舞台へ
パチワンの準々決勝はまってくれません。まだ足りないものを見つけられないままのエクソダス。準々決勝当日を迎えてしまいました。
冒頭からアクセル全開の岬こと和田琢磨さんのパチワン準々決勝の控室で緊張でかかってる演技光ってましたね。
見つめてる鏡にヒビが入ってるのは偶然なのか、それとも必然か、まるでホラー映画の一幕のようでした。
そんな岬のために相方である高砂が用意したのはなんとラストワルツ幻の3人目、失踪した南雲。
まさか3人目がでてくるとは思ってもみませんでした。しかも植田圭輔さんが3人目を演じるなんて思ってもみませんでした。俳優さんの話になるのですが岬が和田琢磨さんで高砂が染谷俊之さん、そしてもうひとりって誰?と話題になっていたこたがあるのですが、他作品でも何かと縁のある3人、大納得です。
しかし、南雲登場で火に油を注ぐ展開に……。怒って飛び出していった岬を追いかける高砂。そこから二人の絆を再確認させられるようなやり取りに胸が熱くなりました。
いつも二択を間違う男、高砂の唯一間違わなかった選択が岬をお笑いの世界に引き止めることだったっていうのを岬が言ってくれるの高砂にとってはこの上ない幸せだよな〜とか思いながら見てました。
最終的に南雲とも和解の方向に向かってよかったです。
南雲にもうお笑いへの未練がないのも個人的には好きな展開でした。だってもうラストワルツは岬と高砂の2人でラストワルツなんですもん。
3人ともそれを理解してるのが伝わってきてすごく晴れ晴れとした気持ちになりました。
そんな3人のやりとりを間近でみて、岬に「コンビってゴールのないレースを走ってるんだと思う。でも大事なのはゴールじゃなくて誰と走るか。お前ならもうわかるだろ」と問いかけられた時浦はなにかを掴んだようでした。
結論として時浦はずっと島に捨てられることに怯えていたわけですが、私からするとそんなことあるわけなくない?!ネタ書いてるの時浦だし、ごねて仕事したくないって意見だって汲んでくれたし、喧嘩したときもめちゃくちゃ歩み寄ってくれてたし、もう捨てられるならとっくに捨てられてるが???
と第三者目線ではなるのですが当の本人は視野も狭くなってるんでしょう。気づかないものなんでしょうね。
そんな時浦にそんな時期はもう過ぎてると即答できる島格好良かったです。
不安を乗り越えた時浦は、エクソダスは準々決勝を通過するわけですが。ごめんなさい一言言わせてください。
漫才見せて!!!!!!
このドラマのサビって漫才じゃないですか?ぐだぐだ悩んだりコンビが険悪になったりそして仲直りしたり全ては漫才のネタに繋がってるわけで、こ、こんな、めちゃおもろい漫才しましたよ。みたいな終わり方、許されるはずがないってなっちゃいました。
こうなったら本当に舞台で面白い漫才してくれなきゃ許せないんだから!!!
というわけで11月の舞台カミシモのチケットが手元にすでに7枚あるわけですが、おもろい舞台であってくれよ。百歩譲っておもろない漫才でもいいから漫才しろよと祈るような気持ちでいます。
頼む漫才してくれ!!!